床上浸水した住宅の修理方法。かなりの費用が掛かります・・・。1階だけで済んだと思っても・・・。 | ポテポテの月イチ管釣り 毎日子育て  
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床上浸水した住宅の修理方法。かなりの費用が掛かります・・・。1階だけで済んだと思っても・・・。

住宅リフォーム、生活お役立ち情報
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浸水した住宅のリフォームはどの程度の費用が掛かるのか?

 

住宅リフォームを本業にしている私からアドバイスできることを今回は書いておきます。

 

災害は誰にでも降りかかることです。

 

今回は特に何も無かった方でも、ちょっと役に立つかもしれませんね。

 

お付き合い頂ければ幸いです。

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浸水被害は、家にどのような被害を与えるのか?

 

まず、よく報道されている浸水被害って2種類ですよね。

 

床下浸水と床上浸水。

 

読んで字のごとく、「床の上まで水が上がって来ているか、来ていないか」です。

 

床下浸水の場合、住宅の基礎の状況によって少し被害が変わって来ます。

 

まずは、床下全面がコンクリートに覆われている「ベタ基礎」の場合。

 

この場合は水が入ったら自然の排水は出来ないと思って下さい。

 

バキュームカーを入れて、床に溜まっている水を全てポンプで吸い上げるしかないです。

 

その後、消毒(消石灰等を撒きます)して、乾燥させます。

 

・・・って、文章で書くのは簡単ですけどね。

 

まぁ、乾燥しないんですよ、コレが。

 

いつまで経ってもジメジメする・・・。

 

なので、キッチン等の床下収納から風を送り続けるしかないんです・・・。

 

和室があれば、畳を上げて一部床を切って空気が抜けるようにしてください。

 

とにかく、床下を完全乾燥させないと先に進みません。

 

和室無いよ!全室フローリング(またはカーペット)だよ!という場合でも、同じです。

 

一部床を切って、空気が抜けるようにするしかないです。

 

・・・まぁ、この程度で済めば軽症ですけどね・・・。

 

次に床下が全部コンクリートに覆われていない「布基礎」住宅の場合です。

 

この場合、水の引けは早いです。(地面に染みこむので)

 

ただ、水が引くと同時に、泥が滞留する場合は泥掻きが必要です。

 

泥が滞留した場合は、ちょっと面倒ですね・・・。

 

この床下浸水、床下に5cmぐらい水が溜まった!ぐらいなら、消毒と乾燥だけで大丈夫です。

 

超軽症です。

 

床下の断熱材まで水を被ると厄介です。

 

素材にもよりますが、グラスウールやロックウール等の繊維系断熱材だと全交換です。

 

スチレンボードみたいな発泡系の断熱材なら、まだ再利用は可能ですが・・・。

 

カビが出たら交換も視野に入れたいですね・・・。

 

逆に、築年数が古いお宅で「断熱材なんか入っていないよ!」というお宅はラッキーです。

 

床下が乾けばとりあえずはそのままでOKです。

※消毒作業は必要ですが・・・。

 

・・・では次に床上浸水してしまった場合です。

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床上浸水した場合は大変!!1階の床、壁、断熱材は全てやりかえです!!!付帯設備も総取替え!!

 

残念なお知らせです。

 

床上浸水したお宅の場合は、基本的に床、壁全部交換になります。

 

なぜか・・・。

 

現代住宅の場合、断熱材が壁に入っているからですね。

 

この断熱材が厄介なのです。

 

繊維系(グラスウールやロックウール)の断熱材を使用しているお宅の場合、断熱材が水を吸うんです。

 

分かりやすく言うと、ふわふわのワタに水をドバドバとかけた状態を想像してください。

 

綿の水、抜けないですよね?

 

敷き布団に水等をこぼすと、乾きにくい・・・。

 

その状態が永遠に続きます。

 

さらにさらに、室内に張っている壁紙の下地の石膏ボードも水に大変弱いです。

 

グズグズになって壊れます。

当然交換です。

 

そして床板。

 

現代の住宅のフローリング(正確にはフロアー材)は合板の上に仕上げ材を接着しているため、水濡れに弱いです。

※無垢板の本物のフローリングは多少の水は大丈夫です。(反りますが・・・)

 

 

いや、普通に使う分には大丈夫ですよ。

 

水をこぼしてもサッと拭けば大丈夫。

 

しかし、床上浸水みたいに水に浸かった場合は、接着してある仕上げ材の木が剥がれて来ます。

 

掃き出し窓の結露水でフローリングがボロボロになっているのを見たことありませんか?

 

あの状態が家全部に出ます・・・。

※水に浸かっていた時間によっても大分症状が違いますが、1昼夜とか水に浸かったらアウトかと・・・。

 

そして設備類。

 

キッチン、洗面台、お風呂・・・。

 

これも全部交換になります。

 

キッチン、洗面台のキャビネットは木製であることがほとんどです。

 

それと、室内の建具(扉とか枠材です)も木製。

 

キッチンから説明しましょうね。

 

キッチンのキャビネット、ほとんどのメーカーがパーティクルボードという水にあまり強く無い素材で作っています。

 

水を使うキッチンなのに、なぜか水に強くない素材を使用している・・・。

 

不思議ですね。

なんで?

 

 

クリナップなどの一部メーカーはオールステンレスキャビネットというものを採用していますが、扉材等は全て木製・・・。

 

木製のキャビネット、水を被ると膨らんできてボロボロになります。

 

そうなるとダメなのです。

 

扉も閉まらなくなるし、そもそも取り付けている金具類を保持できなくなってきてダメになります。

 

ちなみに洗面台も同じ理由です。

 

キャビネットがダメになるので、やっぱり交換です。

 

お風呂は・・・、水に浸かった高さにもよります。

 

それと在来浴室かシステムバス(ユニットバス)かによっても変わって来ます。

 

泥水を被ったシステムバス、排水が詰まっていなければなんとかなるかもしれません。

 

ただし、洗面所側のドア枠周りの工事は発生します。

 

在来のタイル浴室の場合は・・・、やはり排水配管が詰まっていなければなんとかなるかもしれません・・・。

 

ただ、私は東日本大震災でも浸水住宅の現地調査をしてきましたが、殆どが再利用不可という状況になることが多いです。

 

基本的には1階床上浸水した場合は、1階のフルリノベーションになることを頭に入れておいて下さい・・・。

 

あ、トイレは、洗浄便座がショートして壊れていなければ使えるかもしれません・・・。

※便器の中に泥が詰まっている状況だとアウトです。下水配管の洗浄がいります。

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具体的にどういう工事になるの?時間はどれぐらい掛かるの?

 

では、実際の工事の流れですね。

 

床上20cmぐらい水に浸かったと仮定しましょう。(外壁のダメージは無いものとします)

 

1階の扉、ドア枠、洗面台、キッチン、トイレ、(浴室)をまずは全て撤去します。

 

その後に水を吸った壁面の石膏ボードを撤去、床板を全て剥がします。

 

床下地まで全て剥がします。柱、根太(床の下地を支えている部分です)は乾かせばまだ使えるのでそのままです。

 

壁の中、床の下地の下に入っている断熱材も全て撤去です。

 

石膏ボード、断熱材は水を吸ったら基本再利用不可なので、勿体無いけど全て撤去処分になります。

※この断熱材、水を被ったまま残しておくと・・・後でカビが発生するのです・・・。

 

つまり・・・、床上浸水したら「劇的ビフォーアフター!」にしないといけないということです。

 

全て剥き出しにして、消毒、乾燥をしないとダメなのですよ・・・。

 

現代住宅は「絶対に水に濡れない」という前提で建築しています。

 

石膏ボードや断熱材は水濡れ不可なのです。

 

ちょっと大変ですよね・・・。

なんてこった・・・。

 

 

作業時間は家の広さにもよりますが、1階の床面積が15~17坪ぐらいのお家で解体作業が2~3日でしょうか?

 

排水配管の清掃作業などはまた別途作業です。

 

電気系統もやられている事が多いので、分電盤の交換やコンセント類は全て交換になると思って下さい。

 

残るのは・・・キッチンのレンジフードぐらいでしょうか・・・?

 

2階建てのお宅の場合は階段のダメージが気になりますが、そこまでいじり始めると切りがないので、この場合は見切って先に進めましょう。

※掛け替え作業が出ると、2階まで絡んできます。

 

窓のサッシ・・・は?と思う方。

 

良い質問ですね!

 

窓サッシはある程度は再利用可能です。

 

但し、水圧や漂流物で歪んでしまったりした場合はアウトです。

 

普通に動けば使えますよ!

 

・・・・さて、全てを空っぽにした後ですね。

 

この後は新築する作業と同じです。

 

断熱材を入れ替えて、床下地、壁の石膏ボードを新しく。

 

電気配線類は被覆に傷等がないかチェック。ダメなら引き直し。

 

水道、排水の配管は洗浄をして通水テスト。

 

お風呂が再利用できない場合は、この段階で新しく入れ替えます。

 

その後、フローリングを貼って、床を仕上げていきます。

 

壁紙を貼る前に洗面台、キッチン、トイレを新しく入れて・・・。

 

最後に壁紙を貼りなおして完了です。

 

うん・・・、フルリノベーションです。

 

費用で言うと、水周りを全てやり替え+木工事+内装なので500万以上かかると思います。

※地域によって価格差はありますが・・・。

 

しかも、こういう時って地域の建築業者さんが仕事を請けられる限界を超えるので、見積もりを出すまででも物凄い時間が掛かります。

 

さらに実際の施工に入るまでもかなりの時間が掛かります・・・。

 

本当に困りますよね・・・。

 

住宅って、工場でライン生産しているものではないので(プレハブ住宅除く)このような災害時には直すのにも非常に時間がかかるんです・・・。

 

今回の浸水被害にあった方達も大変お気の毒だと思います。

 

こういう時、建築関係者に「対応が遅い!もっと早くならないのか!」と言いたい気持ちは分かります。

 

でも、あえて言わせてください。

 

施工管理の監督や、施工をする職人の数は変わらないのです。

 

災害があったから急に対応できる人数が増えたりはしません。

 

対応も被害が大きい所から手を回す形になります。

 

本当に申し訳ないのですが、順番にやっていく形になるのでどうかお待ちください。

※自宅の修繕を後回しにして動いてくれている職人さんも沢山いると思います・・・。

 

こういう時にまずはどうすればいいか?

 

あまり考えたくはないですが、自宅が浸水や突風(台風)被害にあった時にどうするかですね。

 

まずは、ご自宅が「火災保険」に入っているかどうかを確認してください。

 

住宅ローンを払っている方であれば、まず加入していると思います。

 

台風、風水害はほとんどの火災保険で対応可能です。

※契約内容は個々人によって違いますので、ご確認下さい。

※上記リンクから請求のお手伝いも出来ます。

 

それと、街のかなりの地区が被災したりすると「罹災証明(りさいしょうめい)」というのを役所で出します。

 

自治体によって対応が異なるのですが、まずは被災状況の写真を必ず撮ってください。

 

写真は被災した全ての部分があった方が良いです。

 

遠くからと、近くから。

 

なるべく分かりやすく撮った方が良いです。

 

浸水被害の場合は「ここまで水に浸かりました!」というのが分かる写真が絶対に必要です!

 

この写真を撮る前に色々片付けたりすると、被災状況が分かりにくくなるので、まずは写真です。

 

現場の写真を撮ってから片付けましょう。

 

それから保険会社に連絡します。

 

火災保険は自動車保険と違って「使うと等級が下がる」等はありません。

 

なので、気にせずに連絡しましょう。

 

金額がどれくらい出るか?っていうのは、一概には言えません。

 

それは保険会社さんの判断になりますので・・・。

 

あ、それと「リフォームをどこに頼んで良いのか分からない!」と言う人はこちらがお勧めです。

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見積もりの申し込みだけは早めにしておいたほうが良いです!

 

家の片付けをしてから・・・とか考えていると、混んじゃいますからね。

 

まずは無料見積もりの申し込み!

 

そして火災保険対応が出来るかの確認!

 

木造住宅は浸水してもリフォームすればなんとかなります!

 

お問い合わせだけでもお気軽にどうぞ!!

 

心配なご自宅の修理がどうか上手く行きますように・・・。

 

※でもどうにもならなくなったら下のサイトから売却も考えてみて下さいね。

 

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コメント

  1. うーちゃん より:

    ポテポテさん。おはようございます。

    10年前まで、国内の河川整備の仕事をしており、ハザードマップ作ったり、浸水被害額をはじいたりしていました。床上の被害率は床下より約4倍高く設定しています。一般的に被害額の算定に使う時の床高は45cmです。

    今回、私が担当していた河川では烏川水系で鉄道橋が流されました。昔から要改修と言われてきたので、流されることは想定内でした。
    災害が起こると行政の不備を訴える人が必ずでますが、行政はお金がないんですよね。いつ起きるかわからない治水工事のために税金上げて工事を進めることは難しく、理解が得られません。

    とにかく1日でも早く復旧が進むことを祈ります。

    • ポテポテ より:

      うーちゃん様

      なんだか大変なお仕事をされていたんですね・・・。
      行政の予算確保って大変なんですよね。
      私も昔ちょっとだけ市役所に関わったことがあるので良く分かります。
      税金だから1円でも無駄に使えないんですよね・・・。

      今回の雨で八王子市内の浅川で行っていた治水工事が全部パーになってしまっていますね。
      東日本大震災の時も思いましたが、水害って恐ろしい・・・!!

      全国の土木屋さん、道路屋さんは大変でしょうけど頑張って欲しいですね。
      被災された方も使える補助や保険は全て使ってなんとか頑張って欲しいです。

  2. きよね より:

    床上浸水の場合、外壁側はどの程度いじるのでしょうか?
    外壁も剥がすのですか?

    • ポテポテ より:

      きよね様

      はじめまして。

      床上浸水した場合の外壁ですね。
      基本的には外壁まではいじらなくても大丈夫だと思います。
      ※浸水した高さによっても変わりますが・・・

      1階の床上10cmぐらいの浸水なら室内側だけでなんとかなると思います。
      ただし、内装材は全て交換です・・・。
      窯業系サイディングの場合、後から膨らみが出る場合がありますが時間が経たないと症状が出てこないです。
      モルタル外壁の場合は、モルタル下地のベニヤがダメになっていなければ大丈夫です。

      ただ、現地を見ていないのであくまで参考程度でお願いします・・・。

      申し訳無いです!

  3. 佐藤 敏和 より:

    きよね様
    お見舞い申し上げます。 
    資材卸業者ですが、生活する上で優先箇所、不便場所を書き出してから対応窓口へ。 役所仕事ですが、先が見えてきます。 事故、病気、諸々は、体験しないと分からないのが?  です。

  4. ウッディ より:

    台風19号で床上浸水しました。玄関付近で6センチ、リビングは3センチぐらいだったのですが、床の張り替えってした方がいいのでしょうか?今はそのまま住み続けているのですが、フローリングの下ってカビが生えないものかと思いまして…

    • ポテポテ より:

      ウッディ様

      初めまして。
      大変でしたね・・・。

      まずは床下収納などがあれば、収納箱を外してから床下の状況を確認してみて下さいね。
      グラスウール等の繊維系断熱材だと、そこがずーっと湿っていてカビの原因になりますよね・・・。
      スチレンボードみたいな水を吸わない断熱材だと案外大丈夫かもしれません。

      現状、床の表面に変化は出てますかね?
      剥がれ等が無ければ、とりあえずはそのまま使えますが・・・。
      どちらかというと壁の断熱材が気になりますね。
      一か所室内の壁を切って断熱材の様子を確認してもらった方が良いかと思います。
      床、壁と工務店さんやリフォーム屋さんに診てもらった方が安心ですね。
      見てもらうだけなら大体どこも無料ですよー。