良くインスタとかのお勧めに流れて来るライフハック動画で危ないのありますね・・・。
水回り掃除関連のライフハック動画、どうみてもやっちゃいけないのあります。
私は一応業界の人なので、「これやったらいかんだろ・・・」という事は分かります。
今日はそんな「素人のライフハック、実はダメよ」を紹介していきます!
始めまーす!
今のトイレ、メラミンスポンジは使わないで欲しい・・・。
割と良く見るトイレ掃除のライフハックで出て来るのがメラミンスポンジのお掃除ですね。
キッチンの排水にお湯を貯めて流すときは60℃以上のお湯はNG!
次に良く見るのがコレ。
「キッチンの排水にぼろ布とかで蓋をして、大量に熱いお湯を流して配管の油汚れを流す」ライフハック。
これもやめて欲しいですね・・・。
キッチンの排水管、一応ある程度の高温には耐えられるようにはなっていますが基本的には60℃ぐらいまでのお湯の温度にしか耐えられません。
キッチン周りの排水部材に使う配管って「VP管」と「HT管」とあるのですが、耐熱温度が違います。
食洗器の排水を流すための管は耐熱温度の高い「HT管」が使われていて、90℃までの温度に耐えられるようになっています。
※食洗器の排水温度は最高で80℃前後です。
シンクの排水を流すための管は、それよりも耐熱温度の低い「VP管」が使われていることが大半なので、耐熱温度は60℃しかありません。
なので、排水口に熱湯に近い温度のお湯を貯めて一気に流すライフハックを実践すると、排水配管(VP管)の変形事故(ジョイントから外れたりします)に繋がります。
もっともシンクで受けて、水道水を流しながら麺を茹でたお湯を流したりなら大体60℃以下になりますので大丈夫です。
熱湯に近い温度のお湯を大量にキッチンの排水に流すのはやめて下さいね。
シンク下で排水配管(VP管)がダメージを受けると、割と大変な事になりますので・・・。
キッチンのコーキングの上にマスキングテープを貼って汚れ防止もどうかと・・・。
さらにキッチンネタで最近よく見るのがコレです。
「キッチンのシリコンコーキングの上にマスキングテープを貼って汚れ防止!」
※写真真ん中の所の白いシリコンです。
・・・お風呂でも同じようなライフハックをやっている人を見たことありますが・・・。
これ、最初は良いですけど徐々に糊汚れが・・・。
それと見た目・・・。
いや、見た目はほら。人それぞれですからね。
どちらにしてもコーキングの上にさらに何かを貼るというのは個人的にはあまりお勧めしないです。
カビの原因にもなりますからね。
※特に浴室でコーキングの上にマスキング貼っている方は要注意ですよ。
コーキングにカビが乗る方がよっぽど後で手間になると思うんです、私・・・。
まとめ・・・、案外適当な事書いている人多いので要注意ですぞ。
他にも色々ありますけどね、割と適当なライフハック。
どこかで拾ってきたような内容をさも「私が書きましたー!どやぁ!」みたいな感じで動画やらブログ記事にしている人沢山いますからね。
皆さんも騙されない様にして頂きたいです。
どうしてもトイレがきれいにならない!とかキッチンが古すぎてどうにもならない!とかいう時には素直にリフォームを考えたほうが幸せになると思います・・・。
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みなさんもおかしなライフハックを見つけたらご報告下さいねー!
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