直貼りフロアのマンションに住んでいて、床をなんとかしたい方に朗報です!
ついに出たんですよ、既存の直貼りフロアにそのまま貼れるリフォームタイプのフロアが!!
いやー、現場は待ち望んでいましたよ、この商品を。
え?何を言っているのか良く分からない?
サンドイッチマン状態ですか?
そうですね・・・、興奮しすぎました。
リフォーム業界の人間にとってはかなりの革命的商品が出たんです!
直貼りフロアのマンションに住んでいる人は是非読んで頂きたい!
始めます!
朝日ウッドテックの2020年10月発売の最新商品が凄い!革命だ!!
マンションにお住まいの方!
ご自宅のフロア、いわゆる「フワフワするフローリング」ですか?
それとも戸建て住宅みたいに「固いフローリング」ですか?
固いフローリングのマンションにお住まいの方は、今回の商品は使えません。
別に良い商品があるので、今回の紹介は省きます。
「フワフワするフローリング」のマンションにお住まいの方・・・。
そろそろ床の汚れや傷が気になりませんか?
ベランダ窓際の良く日が当たる所の床・・・、ひび割れとかおきていませんか?
マンションの上層階って、戸建て住宅より日当たりが良いことが多いので、紫外線による床へのダメージも結構大きいんですよね。
さらに築年数の古いマンションの場合、サッシ周りの結露によるダメージが出ていたり・・・。
床・・・、貼り替えたり出来るのかなぁ?って思いますよね。
そこで思い立った貴方は近所のリフォーム店さんやマンションの管理会社系列のメンテナンス会社に連絡します。
「あのー、〇〇マンションなんですけど、床の張り替えってやってもらえますか?」
「はい、大丈夫ですよ!、お客様のマンションの床、歩くとフワフワするタイプですか?」
「はい、フワフワする防音タイプの床です」
「あー、そうなると、床全部剥がして貼り直しになりますけど大丈夫ですか?」
「・・・全部剥がす・・・」
「はい、フワフワする床は、一度全部剥がして貼り直しになります!」
「あ、じゃあちょっと考えます・・・」
ってなります。
そう、今まではフワフワする床って全部剥がさないとダメだったんですよ。
戸建て住宅(または2重床のマンション)の場合は、既存フロアに床を重ねて貼る「上貼り工法」というのが使えるんですが、フワフワする防音フロアはダメなんですよね・・・。
そこに出てきたのが「朝日ウッドテック」さんの「スマートハード マンションレイヤー直貼り工法」です。
これ・・・、今までのフワフワする防音フロアを剥がさないで工事が出来る画期的な床なんです!
もう、凄いんですよ!
私達みたいな現場管理する人間にはまさに「待ってました!」状態。
だって考えてみてください!
今までは「防音フロアを剥がす」作業で丸1日取られましたから。
防音フロアって、マンション躯体(くたい)のコンクリートその物に接着剤で貼っていくんですが、これがリフォームする時に大問題なんですよね。
剥がれないように貼る接着剤なので、吸音スポンジとコンクリートがべったり付くんです。
それを大工さんが人力でスクレイパー(剥がすヘラみたいな工具です)でガリガリ剥がしていくんですけど・・・、まあ大変!
大変だよ・・・。
私なんか見てるだけですからまだ良いんですけど、やる方はたまりません。
6畳の部屋だって大変なのに、これがリビングの15畳とかになったら・・・。
はい、高いお金が掛かるのは当然ですね。
そんな状況を打開してくれるのがこの「スマートハード マンション直貼りレイヤー工法」です。
やり方、説明しますねー!
下地に5.5mmのベニヤを貼って、そのうえに今回の仕上げフロアーを貼る!厚み出るけど剥がすよりマシ!
では、実際の施工についてご説明。
既存の床を剥がさないで、そこにべったりと接着剤(フローリング用)を塗布。
それから下地板になる5.5mmのベニヤ板を貼って、ステープル(釘みたいなもんです)を打ち込みます。
最後に仕上げ用のこの専用フロアーを接着剤で貼って完成!
うん・・・、簡単だ。
戸建て住宅の重ね貼りフロアのやり方よりひと手間多いだけですね。
戸建ての重ね貼りの場合は下地板になるベニヤを入れないで、既存床に直に貼っていきますから、もっと簡単ですけどね。
いや、それにしてもこれは凄い・・・!!
「既存床剥がし、下地調整」という見積もり項目が無くなるだけでかなり手間と金額が省けますからね!
しかし・・・、既存の床を剥がさないで上貼りをするということは・・・。
分かります?
今までの床と高さが違ってきてしまうんです。
この工法で上貼りすると、「下地板5.5mm+仕上げ材8.5mm=14㎜の厚み」が増えてくるので、ドア周りやキッチン周りの場合は高さに注意が必要になります。
引き出し式キッチンの場合は、既存床より14mm上がるので、場合によってはキッチンの解体+再組み立てが必要になるかもしれません。
※キッチンメーカーによっては20mm前後「高さの逃げ」があるので大丈夫な場合もあります。
後は既存の開きドアで下枠が無い場合。
いわゆるバリアフリー仕様の建物の場合は、ドアの下側のカットが必要になってきます。
でも、ドアの下側カットはそれほど大変ではないですね。
なんてことない作業です。
※特殊なドアを除く。
後は床暖房が敷設してある場合は、この工法が使えません。
それがちょっとネックですね・・・。
でも、それらのデメリットを考慮してもこの「直貼りフロアに上貼り出来る材料」は魅力的です。
逆にメリットをまとめると・・・。
・工期が短縮できる。
・廃材がほとんど出ない。
・工期、廃材の分だけ工事費用が安くなる。
どちらかと言うと、良いことのほうが多いです。
工期が短縮できるのって、マンションのリフォームにおいてはかなりのメリットですよね。
近隣の方への気を使う期間も短いに越したことはありませんからね!
マンションの床工事は慣れた所に頼みましょう。戸建てとはちょっと違うから。
最後に・・・。
マンションの床工事、結構音が出たり振動が出たりします。
こういう時に戸建てメインのリフォーム店さんや工務店さんに頼むと結構トラブルの原因になったりします。
マンションの工事はマンションをやり慣れている所に頼みたいですよね。
そんな時に頼りになるのがこちらの一括見積もりサイト。
こちらからポチッとして、必要事項を記入して申し込むだけ。
お見積もり、プランニングは無料で行ってくれます。
また、マンションに強い施工店さんを紹介してくれるので安心です。
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床、コレを使えば全部剥がさなくても出来ますよ!
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