まさか当選するとは!!
私が尊敬するサーモン界の重鎮、「サーモン中尾」さんの行ったプレゼント企画に当選したんです!
どんなキャンペーンだったかというと、こんな企画。
全日本サーモン協会法人化記念//
【第一弾】
氷温熟成された信州サーモンの特大フィレを50名様にプレゼントします!①@salmongarage をフォロー
②この投稿をリツイートするだけ!
※受付は2月28日24時まで当選者には私から直接DM致します。
最強のサーモンを手に入れよ!
#全日本サーモン協会 pic.twitter.com/SxN5xr0kWR— サーモン中尾@全日本サーモン協会代表 (@salmongarage) February 26, 2021
※現在はキャンペーンは終了しています。
Twitter上での限定企画だったのですが、「フォローしてリツイートすれば信州サーモン当たるかもよ!」っていう企画です。
私、迷わず応募しました。
フォローは結構前からしているので、特に問題無し。
リツイートボタンをポチっと押して抽選日を待ちました。
すると・・・。
まさか・・・。
当たったんですよ!
スゲェスゲェ!!
そして届いたのがコチラ!
信州サーモン!初見です。
見た目から美味しそうです・・・!!
あ、そうだ。
信州サーモンの説明からしないとですね。
始めまーす!
メスのニジマスとオスのブラウントラウトを掛け合わせた3倍体が信州サーモンです。
まず・・・、今回頂いた信州サーモンから簡単にご説明しますね。
令和の日本。
全国各地にブランドニジマス(ご当地サーモン)が誕生しています。
ニジマスなのにサーモン?( ゚Д゚)ハァ?
ってお思いの方も多数いるでしょう。
私も正直そう思っています・・・。
でも、業界の流れで「生食できる養殖の鮭鱒類はサーモンと呼びますよ」みたいな感じになっているので慣れて下さい。
スーパーで売っているチリサーモンなんかは、完全に海面養殖のニジマスですからね。
鮭鱒類って貴重なんですよ。
食材としては完全養殖が確立しているし、淡水でも海水でも養殖できる。
さらに最初から最後まで人工飼料で養殖できる。
養殖期間も比較的短くて、出荷までがスムース。
人類の食糧不足に対応できる魚なんですよ。
そんなサーモンと呼ばれちゃうニジマス。
日本全国各地で品種改良が行われています。
今回の信州サーモンもその一つ。
この信州サーモンは純粋なニジマス(レインボートラウト)ではなくて、掛け合わせで作っている魚です。
ニジマスのメスとブラウントラウトのオスから作っている3倍体個体です。
3倍体・・・?
これは説明すると凄く長くなるのでGoogle先生に聞いて下さい。
1行でまとめると「抱卵しないメス(つまり性成熟しない)で、卵に行く栄養が全部身にいっちゃうよ」っていうニジマスです。
有名処だと栃木のご当地サーモン「ヤシオマス」がそうですね。
写真の一番大きいのがヤシオマスです。
完全に食用にするために作られた個体なんです。
だから味はお墨付き!
淡水養殖魚にありがちな「なんか川魚臭い」も一切ありません。
人が食べるために人が作った魚なんです。
今回の信州サーモンも長野県の水産試験場が10年かけて作った珠玉の魚!
不味い訳がありません。
ここであえて言わせてもらいましょう!
「長野の水産試験場の方―!そしてサーモン中尾さーん!、ありがとうー!!」
・・・届きましたかね?
つまり、「食べると美味しいよ!」ってことですね。
では、早速捌いて行きましょうー!
半身でも結構なサイズ!これは本当にありがたい!味は・・・!?
サーモン中尾さんから届いた信州サーモン。
クラッシュアイスの冷水で運ばれてきました。
半身に卸されているので、処理は楽ですね。
開封する前に外から見てみましょう。
身の色は完璧ですね。
掛け合わせのご当地サーモンだと新潟の「魚沼美雪ます(ロックトラウト)」が有名ですが、信州サーモンはどんな感じでしょうか・・・。
真空パックを開封してみます。
お・・・!魚沼美雪ます(ロックトラウト)と同等の脂乗り!!!
ちなみにロックトラウトのトロ部分がコチラです。
※神山水産さん生産のロックトラウト。
むー、これは・・・。
あの神山水産さんのロックと同じレベル・・・!!
かなりの期待が持てますね。
別角度から見るとこんなですからね!
ちなみに半身全部はいっぺんには食べられないので、半分に分けます。
お腹の一番美味しい所を食べてみます。
尻尾側は冷凍室へ。
これは後日ヤシオマスと食べ比べをしてみますよー。
では、生で食べる分を柵取りして行きます。
左側がお腹側、右側が背中側ですね。
トロサーモンです!
多少脱水したかったので、一度キッチンペーパーに包んでチルドルームへ・・・。
脱水している間に、朝霞ガーデンのニジマスを使ったアクアパッツァなんぞを作ります。
これはまた別の記事でちゃんと説明しますね。
よーするに「オリーブオイルと白ワインで煮込んだお魚スープ」ですな。
・・・軽く脱水した信州サーモンを炙ります!
皮の模様が独特ですね、信州サーモン。
バーッと炙ってあげると、皮引きを包丁でしないで手でぺローンって皮が剥けるのでお勧めですよ。
脂スゲェ!!!
同じようにハラミ側も炙ってから皮を剥いたら、さらに脂が!!
マグロの大トロですか!?これは凄い!!
背中側、ハラミ側と両方引いて盛り付け!
こっちが背中側で・・・。
こっちがハラミ側です。
脂がお皿に・・・!!!
併せて朝霞ガーデンのニジマスで作ったアクアパッツァも完成!
さて、食べてみましょー!
これは凄いぞ!ヤシオマス、ロックトラウトと同じレベルだ!(゚д゚)ウマー
さて、楽しい夕食タイムです。
うちの子ども達も大好きご当地サーモン。
アクアパッツァは汁もの・・・?
テーブルに置いたお刺身はこんな感じ。
では食べてみましょうー!
まずは背中側の身から・・・。
頂鱒!
いただきます!
しっかり熟成している身ですね・・・。
あー、ハイハイハイ!!!
これは(゚д゚)ウマーです!
「これ喰ってみな、飛ぶぞ!」ですよ。
年間相当数のご当地サーモンを食べる私ですが、これは( ・∀・)イイ!!
信州サーモンはかなりのレベルですよ!
海峡サーモンと同じレベルです!!!
※海峡サーモンの記事はコチラから。

レベル高いな・・・、信州サーモン。
これは恐ろしくなってきました。
背中側でこのレベルという事は、ハラミ側はどんな感じなのか・・・。
オシッコちびりそうになりながらトロサーモンに箸を伸ばします。
あー、ダメだ!これは、美味すぎる!!!!
飛ぶぞ!
※いや、本当に!
脂乗りが尋常じゃ無いんですけど、それが口の中でサーっと溶けるんです。
これはお寿司にして食べたい!
旨いです!
信州サーモン美味いです!
※買えますよ
サーモン中尾さんの企画に当たらなければ一生知らなかった味ですね、コレは。
出荷元の処理も素晴らしいんでしょうけど、これは素晴らしい!
頂鱒、ヤシオマス、ロックトラウト、海峡サーモン(この4つは順番付けられません)のステージに上がる新しいご当地サーモンになりました!!!
信州サーモンは凄い!
淡水養殖でこのレベル!
脂ノリノリが好きな人なら食べた方が良いですよ!
いやー、美味しかった!
ヤシオとの食べ比べも楽しみですね。
サーモン中尾さん!本当にありがとうございました!
また何かの機会があればお願い致します!
皆さんも食べてみて下さいねー!
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