ジメジメが続く梅雨時・・・。
みなさんのお家はトイレにカビが出たりしますか?
私の自宅は木造2階建ての戸建て(ローンが後17年ぐらいです)なのですが、トイレ、洗面に関してはまったくカビません。
ちょっとだけカビるのはお風呂のシリコンコーキングぐらいですね。
このカビもちょっと前に完全に落としましたよ!
私、本業がリフォーム屋さんなんですけどね。
結構「トイレがカビるんです」ってお客様いらっしゃるんですよ。
月に20件ぐらい色々なお家に行くのですが、「トイレにカビが」っていうお宅は共通点があります。
そんな住まいのお悩みをこの記事で解決していきたいと思います!
トイレのカビに悩む方は必見!
始めまーす!
トイレの換気扇は切らないで下さいね。電気代は微々たる物ですから!
私が見た現場で、トイレがカビるとお悩みの方のほとんどがマンションにお住まいの方。
割合で言うと、マンション:戸建てで8:2ぐらいでしょうか?
圧倒的にマンションが多いのですけど、2割は戸建て。
マンションの方でトイレのカビに悩む方の多くは築年数が古い方。
ここ10年以内のマンションの方はあまり出ていないような印象を持ちました。
築年数が古いマンションの方、まずは換気扇をチェックしてください。
換気扇、スイッチは常時入っていますか?
トイレに入る時だけスイッチを入れて、出たら消している方・・・。
それはやめた方が良いです。
基本的に、トイレの換気扇のスイッチは入れっぱなしにして下さい。
マンションの数少ない排気経路のトイレの換気扇。
トイレで排気できないと、後は浴室換気扇とキッチンのレンジフードのみですからね、排気経路。
トイレの空気の流れが淀むとカビが出やすくなります。
しかし・・・、マンションの場合は1つ問題があるんです。
それは「2室換気」や「3室換気」の問題です。
戸建て住宅にお住まいの方はあまり気にしないでも良いのですが、マンションの場合は「お風呂の換気扇でトイレの排気を引っぱっている物件」や、「お風呂の換気扇でトイレと洗面の排気を引っ張っている物件」があります。
当然、トイレはトイレだけ!という物件も多々ありますけどね。
2室連動、3室連動換気の場合はお風呂の換気扇のスイッチを切らないようにして下さいね。
電気代が・・・とか気にする方が結構いるんですけど、トイレの換気扇は24時間回しても電気代は大したこと無いんです。
1時間当たり大体どこのメーカーでも50hz地区で1.8Whぐらいです。
計算しやすくするために2Whにしましょう。
で、24時間使うので、24×2=48Whです。
コレを電気代計算するのにはkWhに直すので、1000で割ります。
48÷1000=0.048kWhです。
さらに今度は1kWhの単価で掛けます。
電力会社によって、若干の差があるので1kWh=28円で計算します。
0.048×28=1.344円ですね。
つまり、1日トイレの換気扇を回し続けていても1.4円(税別)しか掛からないんですよ。
安心しました?
1ヶ月回しても1日1.4円×30=42円です。
あなたは42円をケチって、トイレにカビを生やしますか・・・?
※機種によって多少の前後はあります。
※2室換気、3室換気用換気扇だと消費電力が変わってきます。
マンションは機械換気で空気を換気し続けないとすぐにカビます・・・。
トイレ、浴室の換気扇は切らないようにして下さいね!
24時間換気が回っているトイレはほとんどカビませんので!
私の自宅も24時間換気がしっかり働いているトイレなのでカビは一切ないです。
ちなみにその辺のことは別記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。
戸建て住宅で換気扇が無い場合は・・・?1階のトイレなら工事は比較的簡単に出来ますよ。
次に戸建て住宅です。
古いお宅の場合、トイレに換気扇が無いこともチラホラ・・・。
しょうがないんですよね。
昔は窓を開ければ換気っていう考え方だったので。
え?違うの?と思う方も多々いらっしゃるでしょう。
あのですね、換気と言うのは「出す場所と吸い込む場所」が無いと成立しません。
トイレの1か所しかない窓を常時開けていても、窓付近の空気が入れ替わるだけで、トイレ全体の空気は入れ替わらないんですよ。
ちなみに換気扇が付いているトイレでも窓を開けて換気扇を回しておくと「窓付近の空気のみ換気扇に吸われる状態」になります。
ここ、重要ですよ!
換気経路のショートサーキットって言うんですけどね。
換気扇が引っ張る空気の短絡は避けたいんです。
別の部屋から空気を引っ張ってきて、トイレで排気するのが正しい排気経路なので、トイレの窓は閉めておきましょう。
夏場の暑さ対策で開けておくのは構いませんけどね。
大体トイレって家の西側とか北西側になるので・・・。
夏は暑いですからね・・・。
物凄い古いお宅になると、トイレはおろかお風呂すら換気扇が無かったりします。
でも、木造の戸建て住宅の場合は大丈夫です!
換気扇の後からの取り付けは比較的低予算、そして短時間で可能です。
工事の内容としてはこんな感じです。
・柱の入っていない場所に穴を開ける
↓
・近くのコンセントから電源を持ってくる
↓
・外部フードを取り付け、換気扇本体を取り付け
↓
終了
ね、簡単でしょ。
出来ればトイレの交換工事の時に、トイレの内装工事と併せてやれるほうが良いですね。
その方が電源コードの引き回しが綺麗に隠蔽出来るので。
換気扇が付いてないようなお家って、大体トイレ本体も入れ替え時期ですからね。
一緒に併せてやっちゃいましょう。
で、ここで問題です。
トイレ本体の工事と併せて換気扇の新規取付、内装工事までいっぺんに頼むのは何処に頼むか?
・・・正解はリフォーム店さんか工務店さんです。
いわゆる水道屋さんだとトイレ本体の交換はやってくれますが、内装工事や電気工事まではやってくれません。
※出来る人もいますけど。
こういう時、自分で知っているリフォーム店さんはありますか?
無い時は比較検討が簡単に出来る専門サイトを利用しましょう。
リショップナビ 見積もり“>公式ページはこちらです。
全国対応、戸建て、マンションどちらでも大丈夫です。
リフォームの際は何社か見積りを取った上で決定する方が安心です。
簡単な登録で最適なリフォーム店さんや工務店さんを紹介してくれます。
もちろん、紹介、見積りは全て無料!
こちらのサイトに登録されているのは審査を通った優良業者さんだけなので安心です。
リショップナビ 見積もり“>公式ページからどうぞ!
コメント