節水型トイレは流し方に注意!
良く言われます。
私、本業はリフォーム屋さんなんですけどね。
大体月に3~4回は便器交換工事の現場を見ています。
その時に必ずお客様に伝えることがあるのです。
「節水型トイレ、今までの感覚でトイレットペーパーやトイレクイックルを流すと詰まりやすいので注意して下さいね」と・・・。
節水型の新しいトイレを新築で初めて使う方や、リフォームして使う方にちょっとした注意事項をお伝えしますね。
これを守って使えば大丈夫!
始めまーす!
流す水は最小で3.8L!多くても5Lなので使うお水は古い便器の半分以下です!
ここ最近(2020年以降)のトイレ、流す水の量が物凄く少なくなっています。
20年ぐらい前までは節水型と言っても8L洗浄だったのですが、最近のTOTOさんのトイレは3.8Lまで絞っています。
※参考画像
ちなみにライバルのLIXIL(INAX)さんは5L洗浄です。
※一部機種は6L洗浄となっております。
メーカーさんの設計思想の違いが見えますね。
TOTOさんは「3.8Lで全部流せる!トイレ以降の排水管も問題ない!」という考えなのでしょうね、きっと。
対するLIXIL(INAX)さんは「あんまりギリギリだとトイレ以降の排水管が怖い・・・」という感じで多少安全マージンを持たせているのですね。
※参考画像
フラッグシップモデル以外でもTOTOさんは4.8L洗浄、LIXIL(INAX)さんは5L洗浄です。
大昔のタンク式トイレなんか1回に12L流していましたから、それに比べたら物凄い節水になっていますね。
※13L洗浄のモデルもありました・・・。
私の自宅のトイレは2005年製なので8L洗浄タイプですが、特に不具合は無いので現役で使っております。
あ、便座だけは1回交換しましたけどね。
ちなみに交換した記事はコチラです。
※便座だけならDIYで簡単に交換できますよ(*´▽`*)
そしてネットのライフハックでまことしやかに言われている「トイレクイックルは節水型トイレに流すと詰まるよ!」は本当なのかどうか・・・?
私、本業でも良く聞かれますけどね・・・。
これ、実は使い方の問題なのですよ。
正しい使い方をしている限りは詰まりません!
※私、TOTOさんもLIXILさんも両方研修センター行っているので断言します。
次にどういう使い方をすると詰まっちゃうのかご説明します。
これ、絶対に守って下さいね。
「流せる~~~」は少量ずつ流して下さいね。シートなら1枚ずつ。ブラシなら1個ずつ。単品で流してー!
それでは説明していきます。
まずトイレに流すお掃除シートで一番代表的な物はコレでしょう。
多分、日本中のご家庭の半分位のお家には置いてあると思います。
花王さんの代表的な商品ですね。
私の自宅にも常備しております!
トイレの中から便器の淵まで全部拭ける便利な商品ですよね。
このシート、水に浸けるまではかなり丈夫なので壁や床、洗浄便座のノズルなどの清掃に非常に便利ですよね。
ただし・・・。
使用後、便器に流すとトイレットペーパー程は水に溶けません。
この「トイレットペーパー程水に溶けない」と言うのがポイントです。
ちゃんとパッケージに書いてある説明書通りに使用すれば節水型トイレでも問題無いのです。
そう、使用後はちゃんと便器にポイッとして流せます。
どう流せば大丈夫か・・・。
もう簡単!
誰でも出来ます!
それは・・・。
「1枚づつ流す」です。
物凄い単純ですけど、本当にこれなんですよ。
トイレットペーパーみたいにサーっと水に溶けないので必ず1枚づつ流して下さい。
節水トイレの場合でも問題無いです。
必ず1枚づつで流して下さい。
また、流すときはトイレクイックルのみにして下さいね。
トイレットペーパー等を一緒に流すとやっぱりダメです。
トイレクイックルのみを「大」水量で流す。
コレを守れば大丈夫です。
流せるブラシの商品も1個ずつ流せば問題無いですよ(*´▽`*)
詰まる!って言っている(書いている?)方は恐らくですけど・・・。
2枚~3枚をいっぺんに流しているような気がします。
とにかく「流せる~~~」は必ず1枚(もしくは1個)ずつ流して下さい。
以上!
リフォーム屋さんが本業のポテポテおじさんからのライフハックでした!
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