カレーとピザは急に食べたくなる・・・、そんなおじさんです。
私、若い時に毎年北海道ツーリング行っていたんです。
20代は旅とバイクに人生を捧げていましたからね。
この写真、2011年だからもう9年前ですね・・・早い!
そんな時、毎年北海道に行くと食べていたのがスープカレー!
札幌が発祥みたいですが、割と道内何処でも食べられるんで、ちょこちょこと食べていました。
ツーリングから帰ってきて、たまに食べたいなぁと思うのですが、なかなか関東でスープカレーをちゃんと出してくれるお店は中々無かったんです。
※2011年当時の事です。
そんなある日・・・、当時の職場の近くのラーメン屋さんでちゃんとしたスープカレーを出してくれたのです!
聞けばここのご主人が札幌の人で、ラーメンスープをベースに作っているとのこと!
私、図々しく色々と教えてもらいました。
良い人でしたねー。隠し味以外はほぼ教えてくれて、私も近い味が再現できるようになりました。
※2020年3月現在、そのお店は閉店してしまっています・・・。残念!
そして、それから9年間。
色々と改良を重ねて、なるべく短時間で作れるようにした私のカレーを紹介します!
チェケラ!
カレーを作るのに必要なのは昆布とカツオ出汁!?・・・どういうこと?
では始めます。
私が当初作っていたレシピ(ラーメン屋さんに教えてもらったレシピ)だと、カレーを作るのに1日掛かります。
なんせ「豚骨スープ」と「鶏がらスープ」を自分で炊きますからね。
げんこつ(豚の大腿骨)を寸胴鍋で煮だしてから、そこへ湯通しした鶏ガラを投入。
ネギ、ショウガを加えて2時間ぐらい圧力鍋でグツグツします。
そして、今度はそこへ昆布とカツオの出汁を併せて・・・。
ね、面倒でしょ!?
こんな面倒な事したくない!!
そもそも、普通は豚骨(げんこつ)の入手先なんか分からないですよね・・・。
※私、自宅近くにお肉の問屋さんがあったのでそこから買えるのです・・・。
※ちなみにそこの問屋さん、昨年の秋に潰れてしまいました・・・。
しかも、このちゃんとしたレシピで作ると、とにかく「濃いカレー」が出来るんです。
20代の頃ならいざ知らず、もうすぐ40歳のおっさんが食べるとキツいんです。
そのため、徐々に「豚骨と鶏ガラ」を止めていきました。
・・・しかも、豚骨と鶏ガラが無いスープで作るカレーは結構良い!という事に気が付いてしまいます。
そんな感じで今は出汁でカレーを作っています!
あ、レシピは最後でまとめますね。
まずは普通に昆布で出汁を取ります。
水の量は適当です。勘です。計ったこと無いですね・・・。
で、昆布出汁を取っている間に玉ねぎと人参をやっつけましょう。
このカレー、使う野菜は2種類のみです。
玉ねぎと人参だけ!超簡単!
他の野菜は必要無いです。
どうせ圧力鍋で煮るとお野菜溶けて無くなるので・・・。
で、ここでポイント!
玉ねぎは炒めるのですが、これ以外に「摺りおろし玉ねぎ」と「摺りおろし人参」も作ります。
この玉ねぎと人参の摺りおろしの量が多ければ多いほど、スープにトロミがついてきますよ。
今回は大量に摺る時間が無かった&サラサラ系にしたかったので玉ねぎ1個と人参半分摺りおろしです。
お野菜をやっつけると、大体昆布出汁が良い感じなので・・・。
鰹節を大量投入!
鰹節は結構強めに出しても大丈夫です!
鰹節を出している間に・・・。
今度は玉ねぎを炒めていきます。
オリーブオイルで・・・
ニンニク2カケラぐらいを低い温度の油でじっくり・・・
え?緑の芯を抜け?
いーんです!どうせカレーで煮ちゃうから!
油にニンニクの香りが移ったぐらいで・・・
玉ねぎを投入!
本当はもっと量があった方が良いですね。
・・・いや、ストックしてある玉ねぎが少なかったので・・・、はい。
ここで入れて欲しい物があります!
クミンシードです!
これをパパッと入れて玉ねぎを炒めると、もうカレーぽくなってきますよ。
玉ねぎを炒めている脇でカツオ出汁が良さそうなので、カツオブシを出します!
こんな感じに結構強く出しても大丈夫ですよ。カレーの方が強いので!
スープストックとして使うのはこの出汁です!他のスープは要らないです。
これだけで行けますから!
後は出汁に材料を入れて行って煮込むだけ!簡単――――!!
出汁が取れたらもう半分出来たも同然です!
なんせスープとして使うのはこれだけですからね。
後はこのスープ(カツオ&昆布出汁)に炒めた玉ねぎ、人参を入れていきます。
人参は生のままで大丈夫です。
人参もレンジで蒸したほうが良いかなとか色々工夫はしたのですが、どうせ圧力鍋なので気にしない!となりまして、今の「色々直入れスタイル」になりました。
色々ぶっこんだら、次はお肉の下処理を・・・。
鶏モモ美味しいですよね。
表面を焼き固めて・・・。
ここでポイント!
鶏モモを炒めるときにカレー粉(S&Bの赤缶)を小さじ2ぐらい入れます。
鶏肉の表面を固めたら、一度ここで圧力鍋を加熱。10分くらい加圧します。
10分経ったら、蓋を開けて、摺りおろし人参と玉ねぎを鍋に投入。
一緒に鶏モモ、S&Bのカレー煮込み用フォンドヴォー等も鍋へ入れていきます。
ここまでくればもう一息です!
で、最後にトマト缶を投入!
安いので十分・・・!
※カゴメの高いヤツだともっと使いやすいみたいですね。
後は20分加圧します。
※うちのコンロはタイマー設定出来るので便利です!
20分経ったら、圧を抜いて・・・。
ここで初めて味を決めていきます!
固形コンソメ、鶏がらスープの素、醤油等をバランス見ながら足していきます。
で、ある程度味が決まってきたらカレー粉(赤缶)を辛くない程度に入れます。
これ、子ども(7歳と3歳)も一緒に食べるので、基本辛くないカレーです。
この後は、仕上げに「チャツネペースト」を1本!
大体10皿強ぐらいの量を作るので、1本入れても丁度良いです。
そして少し煮込めば完成―!
今回はトロミはほぼ無いので、ご飯とは別盛で・・・。
子どもが食べるときはこのまま。
大人が食べるときは「一味唐辛子」を振ると丁度良い辛さになりますよー!
結構適当に作っても美味しい「ポテポテスープカレー」
出汁だけちゃんと取れば美味しいですよ。
最後にレシピを・・・。基本はこんな感じです。
今回のスープカレーのレシピはこちら!
大体10~12皿ぐらいです。
出汁・・・昆布、カツオブシ(出汁用のカツオブシ、袋の半分ぐらい結構ドバっといれます)
水は300~400ccぐらいでしょうか?
これプラス、日本酒が30~50㏄ぐらい。(料理酒でも可)
野菜・・・玉ねぎ2個~3個、人参2~3本。ジャガイモはお好みで。
玉ねぎと人参、1個ずつは摺りおろします。
お肉・・・鶏ももがベストです。予算があれば牛スネ肉とかも美味しいかと・・・。ただ、牛スネで作ると煮込み時間が増えます。
スパイス類・・・クミンシードは必須。後はS&Bの赤缶があれば大丈夫です。
それと、今回は使っていませんがハウス食品の「カレーパートナー」シリーズを使うと良い感じに仕上がります。
この辺りですね。
このハウスのカレーパートナーは売っているスーパーと売っていないスーパーとあるので、要注意ですね。
売り場の棚に並んでいる物、端から端まで入れるとお店っぽい味になります。
後はハインツのデミグラスソースの小さいやつもあると良いですよ。
その辺りはお好みで!
煮込み時間とかはもう少し長くても良いです。
今回は夕方の時間が無い所で一気に仕上げたので、煮込み短めです。
圧力鍋が無いと出来ません!
まー、そんなに肩ひじ張って作るもんでも無いですよ。
最初に出汁をキッチリとって、そこに具材を入れて煮込んでカレー粉入れて味を決めるだけです。
醤油とかガラスープの素とかの量は適当で!
レシピなのに適当――――!!!
以上です!
こってり系にしたい人は「豚骨+鶏ガラスープ」を併せて下さい。
美味しく出来ますよ。
豚骨鶏ガラスープの取り方はまた別の機会に!
では!
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