噂には聞いていたけどまさかこんなところに・・・。
今まで私の自宅から一番近い鱒釣り場って「奥多摩フィッシングセンター」だと思っていましたが・・・。
実はそれより近い釣り場があったんです。
それが川越市の外れにある「宇佐美養鱒場」です。
一軒家の前に養殖池兼釣り場・・・。
ちょっと独特な雰囲気を醸し出しているこの釣堀・・・。
地元民しか絶対に行かないと思いますが始めます!!
朝霞ガーデンとは違う住宅地の中にある感じ・・・。というか民家の池?
管釣りの東大として名高い朝霞ガーデン。
釣れないとか難しい!とか言われていますけど、そんなに凄い難しいって訳では無いですよ。
多分川場キングダムの方が難しいと思います・・・。
その難しさとは対極なのが今回紹介する宇佐美養鱒場さんですね。
なぜか・・・!?
餌釣りオンリーの昔ながらの鱒釣り場だからです!
マスツリバァ!
広さ的にもルアーでどうこうという広さじゃないんですよ。
なぜならオーナーさんの家の目の前の池が釣り場ですからね。
でも、この不思議空間がなんだか心地良いんです。
まず住所ですね。
住所はこちら→埼玉県川越市藤倉1-18-1です。
狭山市と川越市の堺といった所でしょうか?
最初、私もGoogle先生のナビで行くときに「え?本当にここ?」ってなりましたね。
もうね、超民家。
人の家の駐車場って感じです。
「おい、何勝手に入ってきてんだ!」と住民の方に怒られるんじゃないかと思うレベルです。
これは行った人じゃないと分からないと思うので、写真などはあえて載せません。
※と、いうかビビりすぎて写真撮ってません。
息子も「お父さん、ここで良いの?」とか聞いてくる始末でしたが…。
どうやらあっています。
砂利(というか土?)の駐車場に車を置いて、管理等らしきプレハブにいるお母さんに声を掛けます。
「あの〜〜」
「釣り?」
ストレートすぎるお返事が!
青森津軽地方の「どさ」「ゆさ」と同じぐらいのテンポの良さです。
※「どこに行くの?」「お風呂に行くんだ」という意味ですよ。
当然、私も息子に初のニジマス釣りを体験してほしくて来ているので「あ、釣りです」と答えると…。
「はい、じゃあこれね。竿は外にあるからねー!」と非常に感じが良い…。
だがしかし、明確な料金表などが分かりやすい所に無いので不安になります。
まさか「1匹1,500円ね!ワタヌキは1匹500円!」なんて笑顔で言われたりはしないでしょうが、一応確認しておきます。
「釣った分は全部持ち帰りですよね?」
「そうですよ、目方になるけど大体1匹で400〜500円ぐらいかな?」
おぉ…、料金が出てきました。
ドラクエの要領で進めないといけないマス釣り場です。
と、いうことは息子には2〜3匹でやめさせておかないと、えらいことになるということですね。
「いっぱい釣れるよー、おとうさーん!!」なんて20匹も釣られた日にゃ破産します。
世にも珍しい「ニジマス破産」ですよ。
さようなら・・・、お金・・・。
そうなったら池の掃除でも手伝って許してもらうしか無いですね…。
とりあえず、餌の練り餌をもらって、池の前にある貸竿(鯉釣り堀なんかで使うタイプ)を手に取ります。
ライン(この場合は道糸っていう言い方がしっくりきます)は8lbぐらい?
道糸2号ですね。
当然、リーダー(ハリスですな)も1号。
・・・。
・・・うん。
…ヤシオマスが掛かっても大丈夫だ!
※レギュラーサイズしかいません。
「とりあえず、お父さん最初にやってみるね」
息子には掛けたら渡してあげる「大名釣り作戦」です。
餌を付けた針を水面に…。
うわーーーーーー!!!
むっちゃくちゃニジマス寄ってくる!
超ジャンブしてくる!!
これはやばい…。
一瞬水面に針をつけた瞬間に「ゴン!!」
ハゼ釣りより喰いが良いです!!!
・・・。
危険…。危険です!
※金銭的に危険ということです。
財布のライフジャケットが無いとだめです!
※意味が分からない。
とりあえず合わせをくれる間もなく掛かったので息子にバトンタッチ。
「うわーーーー!!」とかなんとか言って竿が持っていかれています。
多分、息子が想像するより引きが強かったんでしょうね。
ちょっとお手伝いしてランディング。
…しっかり飲まれていましたよ、針。
まぁ、今晩のおかず確定なので、針外しでグリグリと針を取ります。
ごめんよ…。
そして間髪入れずに2回目!
また瞬間でバイト!
今回は合わせをきっちりくれて飲まれません!
息子に竿を渡してあげると、まだビックリしていますが今回は無事にランディング。
・・・。
どうしよう。
このまま釣らせ続けると塩焼きサイズのニジマスが大量に自宅冷蔵庫に入荷してしまいます。
実はこの宇佐美養鱒場に行った日は、まだ足柄キャスティングエリアで釣ってきたレギュラーサイズが冷凍庫に寝ている日でした。
「よし、息子!お終いだ!帰ろう!」
「帰ったら炭で焼くよ!」
※これ以上大量に釣られると予算が・・・。
唐突の終了宣言!!!
まだまだ素直な5歳児なので「うん!持って帰って焼いて食べる!」だそうです。
5歳児は素直で良いですね!
そして養鱒場のお母さんに「あ、もう大丈夫ですー」と声を掛けると、その場で計量してワタヌキ、塩を振って袋に入れてくれます。
「はい、1,000円(税込)ね!」
ふぅ・・・。
ニジマス破産は避けられました。
危なかった・・・。
未就学児に釣り体験をさせるには最適かも!魚の味は良いよ!
そして帰って来てから七輪で焼き焼き。
いつもの感じで・・・。
着火剤の上に、オガ炭を組み上げて・・・。
ファイヤー!!!
後はジワジワ焼いていきます。
じっくりと・・・。
1時間ぐらい強火の遠火で炙って完成です!
息子、喜んで食べていましたね(*‘ω‘ *)
やっぱり小さい時からこういう体験は非常に重要ですね。
生き物が食材になる瞬間を感じさせるのは大事です。
今回初めて行ってみた宇佐美養鱒場さん。
ちょっとタイムスリップした感じを味わえるのでお勧めです。
魚影は抜群に濃いので、誰でも釣れます!
釣りが好きな人が行く場所って言うよりかは「釣りを子どもに体験させる場所」として利用するのが正解ですね。
手ぶらで行っても何の問題も無い「宇佐美養鱒場」さん!
コロナ禍になる前は現地で塩焼きもやっていました。
Googlemapでちゃんと出てくるので、話の種にいかがですか?
井戸水養殖だから、魚は最高に美味しいです!
埼玉県南西部に住んでいる方なら本当にお散歩感覚で行けちゃいますよ。
以上!
川越にある宇佐美養鱒場さんでした!
息子のリクエストがあれば行きたいと思います!
個人宅ですよ・・・、ここ。
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コメント
ポテポテさんこんにちは
こんな記事書いてたんですね〜。
なんかわからないけど奥多摩フィッシングセンターで検索かけたら見つけました。
私も時々気が向くと行きます。本当に時々。
鯉釣りですが、いい気晴らしになります。
Ken様
こんにちはー(´▽`)
そうそう、結構前に書いた記事ですけどね。
住宅地の中にいきなり出て来る養鱒場!
不思議な空気が漂う釣り堀ですよね(*’ω’*)