いつか買い付けに行きたいなと思っていたら手に入ってしまいました・・・。
え?
何が手に入ったか?
ふふふ・・・。
まだ管釣りには出回っていないご当地サーモン(ブランドトラウト)です。
実は・・・。
山梨県で新しく開発されたキングサーモン×ニジマスの「富士の介」ですね。
※山梨県 公式ホームページ 富士の介紹介ページより引用
コレ、実は物凄い希少なんです!
まだ試験養殖が始まって3年しか経っていませんからね。
どうして手に入れたか・・・?
それは、アレですよ。アレ。
ブログとtwitterの力です。
twitterで相互フォローしているTAKA@FISH×HUNTER~お魚クックさんから頂いたんです。
今日はそんな新しいご当地サーモン「富士の介」をご紹介しましょう!
そのうち某管釣りに入るかもしれないですよ!
山梨のご当地サーモン「甲斐サーモン」その上を行くのが「甲斐サーモンレッド」
まず、おさらいしましょう。
山梨県のご当地サーモンの代表格と言えば「甲斐サーモン」ですね。
この甲斐サーモンは、普通のニジマスです。
普通のニジマスを色揚げする餌で大型(1㎏以上)にして出荷します。
指定の養魚場で2年~3年かけてじっくりと成長させたその身はキレイな赤身になります。
これは美味しいんですよー!
この甲斐サーモンはお刺身が最高です!
淡水魚のお刺身!?大丈夫なの!?って管釣りをやらない人は思いますよね。
・・・大丈夫です!
ドヤァ!
寄生虫が魚に入るサイクルに入っていないので、まず人体に害をなす寄生虫は付きません。
養殖魚の食べている餌が「ペレット」という配合餌ですからね。
そんな・・・?本当に?
って心配な方はこちらのホームページのPDFをご確認下さい。
ちゃんと検査をした結果です。
それでも信じられない方は家庭用冷凍庫で72時間以上冷凍してから食べて下さい。
※冷凍庫は「強」でマイナス20度以下になるように設定してくださいね。
鱒類は冷凍→解凍をしても食味の劣化はほとんどありませんから、味も落ちません。
冷凍は素早く!解凍はなるべくゆっくりが基本です。
解凍するときはチルドルームで1日半以上かけて解凍してくださいね。
ゆーっくり、ゆーっくり解凍されることで美味しくなりますよ。
そして、この甲斐サーモンの身の赤身をさらにアップ!味を良くするために餌の改良をしたのが・・・。
甲斐サーモンレッドです。
※釣ったこと無いので写真無し!
基本的には甲斐サーモンと同じ、普通のニジマスを時間を掛けて良い餌を与えてじっくり育てた大型のニジマスですが・・・。
餌に赤ワインを作るときに出る「ブドウの皮」を入れて色揚げをしてあるんです。
山梨の特産品と言えば、ワイン。
そのワインに使ったブドウの皮の粉末を使うことにより、身質を上げ色味をさらに赤く!
養殖魚は餌で味が変わる!という良い例ですね。
ちなみに甲斐サーモンレッドは最近(2020年3月現在)小菅トラウトガーデンに放流されているので釣ることが出来ますよ!
釣り方はこちらを参照ください!
そして苦節10年、山梨の新しいご当地サーモンが世に出る!その名は富士の介!!!
甲斐サーモン、甲斐サーモンレッドに引き続き山梨県養殖漁業協同組合が10年の歳月をかけて研究した新しいご当地サーモン・・・。
それが「富士の介」です。
※山梨県公式ページ 富士の介素材集より引用
一般公募で名前が決まった新たな山梨県のご当地サーモン「富士の介」
今までの甲斐サーモンとの大きな違いが、この富士の介は「掛け合わせで産まれた魚種」という事です。
ご当地サーモンって大きく分けて2種類あるんです。
①ニジマスその物の育て方で食味を良くしたタイプ。
②ニジマスに別の鮭・鱒類を掛け合わせたり、遺伝子操作で作ったハイブリッドタイプ。
※三倍体もこちらの分類だと思います。
甲斐サーモン(レッド含む)や頂鱒、ギンヒカリが①ですね。
ヤシオマス、ロックトラウト、信州サーモンなどなど・・・が②になります。
今回私が手に入れた「富士の介」は②のハイブリッドタイプです。
富士の介、非常に珍しい掛け合わせなのです。
キングサーモン(和名 マスノスケ)の疑似オス×ニジマスのメスで作った新品種。
※キングサーモンは遺伝的にはメスになります。
いわゆる三倍体品種です。
※X染色体が3個です。詳しくはGoogle先生に聞いて下さい・・・。
この三倍体の魚は、全てメスになります。
そして、抱卵しません。
抱卵しないということは、卵に持って行かれる栄養が全て実に蓄積されます。
つまり・・・美味しくなる!という事です。
美味しいぞ!
そして3倍体の魚体に色揚げをする餌を与え続けると・・・。
こうなります!
※写真は川場キングダムフィッシングのロックトラウトです。
とにかく身に全ての栄養を溜めるのでうま味が濃い!
そして寄生虫の心配が無いので安心して生食が出来る!
いいことだらけですね。
で・・・、本題です。
私が今回手に入れた「富士の介」がコチラです!
綺麗に卸せてますね!
これ、豊洲市場で仕入れてきたものを分けて頂きました!
TAKA@FISH×HUNTER~お魚クックさん、ありがとうございました!
しかも「津本式」で血抜きした個体だそうです。
※津本式とはある意味究極の魚の処理らしいです。詳しくはGoogle先生に・・・。
この富士の介・・・。
津本式で血抜きしてあるので、ちょっと熟成が必要なのです。
ひとまずチルドルームで寝かせます。
ゆっくりお休み・・・。
とりあえず1週間程度寝かせてから実食してみようと思います。
果たして新しいご当地サーモンは美味いのか!?
私がイチバン美味しいと思う神山水産のロックトラウトを超えることは出来るのか!?
実食編は少し先!!
果たして結果は・・・!?
お楽しみに!
あ、そうそう。
この富士の介、養殖が軌道に乗ったら小菅トラウトガーデンでも2~3年後に放流するとかしないとか・・・。
※2020年3月現在、「富士の介」が購入できる店舗はこちらのリンクに載っています
いち早く食べてみたい方はお買い物に行っても良いかもしれないですね!
ちなみに甲斐サーモンはこちらのふるさと納税で返礼品にもなっていますよー。
コメント
今日テレビでやってたんですよ‼️めちゃくちゃ食べたいって思いました。願わくば釣りたい…(・ε・` )
菅釣りに入るのが楽しみですね(^^)
大型食材ハンターの血が騒ぐ(ザワザワ…)美味しいんだろうなぁ~(*^^*)
タカ嫁様
ふっふっふ・・・。
実はそれに併せて記事を作っていたのです!
トレンドブログでPVアップ!です。
・・・狙ったほど効果は無かったですが・・・。
twitterのフォロワーさんから頂いた富士の介、月曜日に食べてみる予定です!
キングダムのロックと比べてみますよー。
イワナセンターにもキングサーモンが放流されるらしいですよ!
そうみたいですねー!
非常に気になるのですが、イワナセンターはキャッチ&キープ派には優しく無いですからね・・・。
ちょっと躊躇しますね・・・。
でも、実際そこまでうるさくはないですよ!制限に関しては大型一匹って決めちゃえば気にすることないですし!
なるほど・・・。
今リニューアル中の408と同じと考えれば良しということですね・・・。