七輪で焼くよりずっと失敗しないわぁ・・・。
そう、ついにアレに手を出してしまったのです。
魚を炭で上手に焼く人が皆さん持っているアレを・・・。
結論から言うと、「もっと早く買えば良かった!」です。
何を買ったか・・・?
本編でご説明します!!
始めまーす!
火加減が圧倒的に管理しやすい!ペール缶を使って塩焼きだ!
私、基本的には「釣った魚は美味しく食べたい人」です。
それこそ子どもと釣りに行くザリガニも美味しく頂きます。
皆さん、ザリガニ食べないんですけど・・・。
あれ、別に普通に食べられますからね。
※ただし十分に加熱処理してくださいね。
北欧家具のIKEAさんでは夏になると「ザリガニフェア」をレストランでやるぐらいですから。
なぜ日本人がザリガニを食べないか・・・。
まあ水が汚い所で良く採れるっていうのと、可食部分が少なすぎる、そして何より他に美味しい海老がいっぱいあるからでしょう。
管釣りのニジマスも割とそれに近い所があると思うんですよ。
赤身のいわゆる「なんとかサーモン」みたいに作ったニジマスは皆さんこぞって持ち帰りますけど、普通の白身のニジマスはあまりお持ち帰りしませんよね。
私は釣れたら白身のニジマスでも美味しく食べたいので、捌き地獄にならない程度でお持ち帰りします。
※大体10匹位までですね・・・。レギュレーションでそこまで持って帰れない場合もありますが。
※ハゼなら100匹~120匹ぐらいが良い線です。それ以上は嫌になってきます・・・。
白身のニジマスを美味しく食べる方法で、誰が食べても美味しい!と言われるのがやっぱり揚げ物なんですよね。
から揚げは(゚д゚)ウマーですよ。
から揚げだったり、天ぷらは美味しく頂けます。
ただ、揚げ物は面倒!という方もいらっしゃいますからね。
そういう方には甘露煮もお勧めです。
グツグツすれば柔らかくて美味しく頂けます。
いや、そんなに手の込んだことしたく無いんだよね・・・と言うそこのあなた!
そんなあなたはやっぱりベーシックな塩焼きでしょうか?
初期の初期にやってみた炭火の塩焼き・・・。ここから試行錯誤が始まりました。
でも、この塩焼き。
釣り場とか観光地で売っているようなクオリティに仕上げるのはかなり難易度が高い!
炭火で上手に魚を焼くというのは、かなり難しいんです。
焚き火台に炭を入れて焼いてみたり、七輪を買って焼いてみたり色々やってみましたがどうにも上手くいかない。
※火との距離が取れない悪い例です・・・。
七輪も買いましたが、やっぱり魚は焼きにくい・・・。
※七輪は肉を焼く時は良い感じなのですけどね。
そう、上手な塩焼きを作るには「強火の遠火」が必要なのですが、どうしても上手くいかない!!!
そんな時にGoogle先生で色々検索したり、Twitterのフォロワーさんの投稿を見てフツフツと湧いてきた感情が・・・。
ペール缶買ってやってみよう!と・・・。
そして仕事が少し早く終わった日にペール缶とその他必要と思われる材料を買ってきました。
カインズで買いましたがネットでも買えますよ。
この時注意して欲しいのが、「無塗装」のペール缶を選んでください。
外側が塗装されているペール缶だと塗装が焼けてえらいことになるので・・・。
そしてオールステンレスの三角コーナーも併せて購入しました。
これは「炭かご」に使用します。
オールステンレスの三角コーナーなら焼けた炭を入れても問題無いです。
ただし、裏側についている「シンクの傷防止用ゴム」は取らないとダメです。
この三角コーナーもカインズで。カインズの大型店かジョイフルホンダ行けば大体揃いますね。うん。
ここまで準備したら次はペール缶本体の加工です。
炭火をペール缶の中で燃やすので空気取り入れ口を開けてあげます。
今回用意したのはコチラ。
・ペール缶本体(18Lタイプ無塗装品)
・鉄鋼用ドリル刃(10㎜)
・穴あけの位置を測るコンベックス(メジャー)
・穴あけ位置のマーキング用のマジック
・インパクトドライバーまたはドライバードリル
※今回はインパクトにドリル用チャックを噛ませて使います。
・シリコングリス(切削用オイルでも可)
最後のシリコングリスですが、鉄鋼用ドリルの刃の先端に塗ってあげることで刃先の焼き付きを防ぐために使用します。
本来は穴あけ用の切削用オイルがあればベストですが、多分普通の人は切削用オイルなんて持っていないのでシリコングリスで代用です。
・・・え?
シリコングリスなんか持っていない・・・?
そういう人はダイソーに行って「ミシン油」でも準備すればヨシ!
ペール缶ぐらいならそれで問題無いです。
切削用オイルがあればそれがベストですけどね(*’ω’*)
ではやってみましょう!
ペール缶を加工して炭を入れてニジマスをセット!1時間ぐらいかかるけど上手に焼けるぞ!
最初にドリル刃の先端にシリコングリスをチョンと付けて・・・。
ちょっとで大丈夫(*´ω`)
準備をしたらペール缶の穴あけ位置の採寸をします。
大体底から10㎝~12㎝ぐらい。
これ、何のためにするかというと・・・。
ペール缶の中に空気を取り入れるためです。
炭を上手に燃やすために空気を入れたいんです。
穴を開けなくても出来るみたいなんですけど、私は開けてみました。
大体底から10㎝~12㎝ぐらいにマーキング。
この底から10㎝~12㎝ぐらいってどういう目安で決めたかと言うと・・・。
底に砂を詰めるのです。
そして砂に串を立てるのです。
で、大体10㎝厚ぐらい敷けば良いかな?ということで「底から10㎝ぐらい」に設定。
その少し上に穴を開けることによって上手に空気を回せるかなと・・・。
マーキングした線に合わせて、何となくの感覚で開けていきます。
※一周穴を開ければOKですね。
内側から見るとこんな感じです。
この穴の下まで砂を入れてあげます。
この時に使う砂は普通の川砂です。
※カインズで198円でした。安い!
海で砂をすくってきたらダメですよ。
海砂は塩分を含んでいるのでペール缶がすぐに錆びちゃいます。
かならず「川砂」でやりましょう。
大体こんなぐらいになるまで砂を詰めてあげます。
後は一度シミュレーションをして・・・。
では炭を起こしますよ!
準備万端・・・(; ・`д・´)
まずは七輪に着火剤を敷いて、その上にオガ炭を載せて火を付けます。
※今回のオガ炭は再利用品なので割と簡単に火が起きます。
炭が起きて来たらペール缶の炭かご(三角コーナー)に移します。
この間に魚を準備!
※串は水に浸けておくと串自体が焼けにくくなりますよ。
では魚を砂に挿していきます。
これ、実はお腹側から焼くのが正解だそうです・・・。
次回はお腹側からやりますね。
小技なんですけど・・・。
竹串にアルミホイル巻いておくと、さらに串が焼けにくくなりますよ。
後は遠火の強火を意識してじっくりと焼きます。
1時間くらい焼くのでのんびりやりましょう。
炭火ってキレイですよね・・・。
そして完成ー!!!
ニジマスが2匹、山女魚が1匹です。
この日は白身のニジマスの「なめろう」も作っていました。
※これの記事はまた書きます。
じゃ、食べてみますか・・・。
うん・・・。
(・∀・)イイ!!
しっかり焼けていて生焼けではない!
皮はパリっとして、中もちゃんと火が通っている!
ペール缶で焼くと、遠赤外線が管の中で反射してちゃんと火が通るんですね。
今回は頭を落とした魚でやりましたが、本当は頭付きでやったほうが良いみたいです。
なぜなら・・・。
頭もしっかり焼けば美味しく食べられるから!
うん、今度釣ったら塩焼き用に頭は残しておこう。
ペール缶で焼くニジマス、水分が上手に飛ぶからサクサクします。
ガスで焼くのとは全然違う食感になりますよ。
時間に余裕のある休日しか出来ませんけど、材料費もそこまで掛からないで出来るのでお勧めです。
ご自宅にドリルとかあれば是非!
以上!
ペール缶で焼くニジマスでした。
キレイに焼けるぞ!
<今回の材料費の目安>
ペール缶=1,500円ぐらい。
砂=198円
三角コーナー1,280円ぐらい。
竹串とか炭は自宅のストックを使っているので費用は掛かっていません。
ちなみに専用の炭火焼器も売っていますがお高いです。
ペール缶の魚焼き、焦げにくいので失敗しないですよ。
是非!
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コメント
こんにちは、
私も焼き魚はジューシーよりもホクホクが好きです。
水分が多いと生焼け?と思っちゃうので、、、
ジューシーを味わいたいなら煮魚でイイですからね。
ですが、炭焼きは一般家庭だと手間が掛かりますね。
設備もそうですが、やはり煙が、、、
なので、私はガスコンロで、追い炊きならぬ、追い焼きをしてます。
今今のグリルは雰囲気温度が設定値になると自動消火しますが、
もう一度火を付けるんです。それで5分ぐらい追い焼きします。
ココットとか使わないですよ。焼け具合が分からないので、、、
テフロン被膜のアルミホイル敷いてそこに乗せると引っ付かないし、
ホイルごと皿にのせれば、皿もグリルの網も汚れないので、洗う手間も省けます。
さとー様
こんにちは。
炭で焼くのは手間が掛かる・・・、分かります!
あれはかなり時間に余裕がある時に出来る遊びなのです・・・。