僕の考える最強の管釣り(*´▽`*)
「大きくて美味しい魚が沢山釣れて、小さいのもハゼ釣りぐらいイージーに釣れる管理釣り場が良いと思います」
・・・考えるのは簡単だけど、多分かなり経営が難しくなるかと・・・。
今日は管釣り業界に利用者として参戦しているポテポテおじさんが「儲かる管釣り経営」について考えてみます!
だって某氏が管釣りを経営するとかとんでもない事を始めようとしているんですもの・・・。
始めまーす!
旅鱒さんが管釣りを経営すると聞いて・・・ちょっと考えてみた!
管理釣り場、自分で経営してみたいな・・・。
そんな中学生男子の夢を実現してしまった方が居るんです。
それが「旅鱒」さん。
本業は・・・何なのでしょう?
YouTuberが本業なのかな・・・?
※ちなみに今回の記事は特に取材も何もしてない、あくまで私の想像です。
この記事を書いている2023年9月末だとまだ管釣りのオープンはしていないので準備段階です。
この燃料代やら飼料代やら高騰している時期に管理釣り場を自分でやってみる・・・。
すげぇ冒険しますよね。
ルフィ海賊団と同じぐらいの冒険者です。
ひょっとしたら旅鱒さんは「いやー、仮想通貨の含み益が億単位で出てさ~(*’ω’*)」みたいな億り人なのかもしれませんが・・・。
ぶっちゃけまったくのゼロから始めようとすると億単位のお金が掛かると思うのですが、今回の旅鱒さんは営業権の譲受けらしいので、恐らくそこまでの初期投資は掛からないはず・・・。
で、ここからが本題です。
管釣りって儲かるのかな?という事ですね。
これ普通の商売に置き換えて考えると分かりやすいかもしれません。
私は本業がリフォーム屋さんの営業兼現場監督なので色々利益率やら原価率やらうるさいのですよ。
管理釣り場の経営、ちゃんと生活出来るぐらい儲かるのかな・・・。
ちょっと考えてみます。
まず、管釣り経営における固定費ってなんでしょう?
これは営業するために毎月必ず必要になる経費です。
電気代、水道代、ガスを使うのであればガス代、電話代や通信費、土地が自分の物じゃなければ地代・・・。
後は池(もしくは川)の水利権は必ず掛かりますね。
それと人を雇うとなると人件費が掛かります。
自分の人件費や従業員の人件費は固定費で計算しましょう。
固定費はこの位でしょうか?土地代と水の利権費用が大きいのかな?
で、次に変動費。
管釣りで一番大きい変動費って「魚の仕入れ」ですよね。
自分の所で採卵して養殖して・・・ってやらない限りは必ず発生します。
後は魚をストックするときに使う餌代も必要ですね。
この2大変動費をなるべく小さくすることで利益の確保が出来てくる訳です。
本当は限界利益とか限界利益率とか経常利益とか色々絡んでくるのですが、それを言い出すと2,000文字ぐらい必要になるので、今回は割愛します。
で、ここからが本題。
毎月の固定費はある程度決まってくるので、儲けるためには変動費を抑えるのが近道ですね。
管釣りの一番大きい変動費は魚の仕入れ!
つまりは仕入れ原価だな・・・。
分かりやすく数字を入れてみましょう。
まずは売上です。
1日券の料金を5,000円にしてみます。
1日20人の人が1日券で入場したと仮定します。
本当は半日券とか時間券とかも入れたほうがリアルに計算できるのですが面倒なので・・・。
単純に計算すると5,000円×20人でこの日の売り上げは100,000円です。
この日は放流しなかったので仕入れ原価の変動費は0円。
でも、ストックしている魚に餌をあげたので1日分500円。
さらに固定費で電気ガス水道が仮で2,000円としましょう。
土地代の返済を1日5,000円と仮定します。
残り、経営者の人件費とバイト君の人件費を計算します。
経営者は日当で20,000円ぐらいは欲しいですね。
バイト君は時給1,100円×7時間とします。
そうすると人件費が20,000円と7,700円。
全部合計すると500円(餌代)+光熱費2,000円+土地代5,000円+人件費が27,700円。
1日の売り上げが100,000円なので、100,000円からかかった経費を全て引きます。
100,000円ー(500+2,000+5,000円+27,700円)=64,800円が利益で残ります。
実際はもう少し複雑ですけどね。
※死魚が出たりしたらその分廃棄する経費が掛かりますし・・・。
放流がある日は魚の費用と運搬費などが掛かってくるので変動費がガバっと上がるわけですよ。
仮にトラック放流なんかでドバーーーっとやって8万円とか仕入れ経費が掛かるとあっという間に赤字になりますね。
見えてきました・・・?
つまり、魚の放流を絞る管釣りは儲かるんですよ!
毎日放流するような所は利益が薄くなりますが、その分入場者を増やして売り上げを確保する形をとるか、放流(仕入れ)の単価を下げる形ですね。
でも・・・。
うーん・・・。
これってバランス難しいですよね・・・。
「うちは難しいんだよー」って言っちゃうところは儲かってるってことだな。うん。
放流が少ない管釣りは儲かる・・・。
うん、薄々感じてはいましたがそりゃーそうですよ。
仕入れが最小で売り上げが立つんですから。
仮に釣れないお客さんが沢山いても「いやー、うちは難しいからねー!もっと練習してよ!」で済ませばひたすら利益が上がるような・・・。
ただそれをやりすぎるとどうでしょう?
放流がある日はお客さん来ますけど、放流が無い日は徐々にお客さん来なくなると思うんですよ。
皆さんご存じだと思いますが、放流直後って釣りやすいですよね。
ルアーに慣れていない魚しか居ないから、比較的誰でも釣れます。
でも、放流して時間が経った魚はルアーに慣れてくるので見向きもしなくなります。
いわゆる「スレている」状態です。
パッと見ると魚が大量に入っている釣り場の池(もしくは河川)でもほとんどの魚がルアーを追わないような状況だったらどうか?
なかなか難しい状態です。
やっぱりネイティブの状態よりかは多少イージーに釣れる方が私を含む月イチアングラーは楽しいとおもうんですよ。
でも、魚が釣りやすい状況を作るのはやっぱり仕入れ経費が掛かりますからね・・・。
悩ましい・・・。
実に悩ましい!!!
放流を絞れば利益は出やすい。
でも、放流を絞って魚が釣りにくい状況が続けばお客さんも減ってきて売上が立ちにくくなる。
客が来ない・・・ってなるとどうにもなりませんからね。
それと大物は仕入れ単価が高いので、大物が沢山釣れる釣り場を作ろうとするとまず経営が危うくなります。
その辺りのバランスを上手い事やらないと儲からないですね、管釣り。
やはり仕入れ(変動費)をどれだけ小さく出来るかがカギですな!
え?
私?
やだなー!あくまで私は利用者としての参戦ですよ!
私が管釣りの経営なんてやったら3か月で閉鎖ですよ・・・。
以上!
儲かる管釣り難しいねという妄想記事でした。
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