皆さんに取って鯉とはなんでしょうか?
観賞魚?それとも釣りの対象魚?
食材・・・って方はあまり多く無いと思うんですよね。
私の場合は観賞魚と釣りの対象ですかね・・・。
だがしかし。
最近、急にうちの息子(2023年5月現在6歳)が言い出したんです。
「鯉、食べたい!」
・・・ほぅ。
面白いことを言うじゃないの。
鯉、食べたいか・・・。
よっしゃ!鯉だな!
入間川で釣って・・・というのも考えましたが、一般河川で釣った鯉は自宅で泥抜き(泥吐き)させないとちょっと臭そう・・・。
・・・お取り寄せだな。うん。
今回はそんな訳でお手軽な「食用鯉」のお取り寄せにチャレンジ!
美味しく食べられるでしょうか・・・?
始めまーす!
ポケマルだと無かったのでヤフーショッピングで見つけました。
今回、鯉をお取り寄せするにあたり、最初にあたったのがポケットマルシェ さん。
※ポチっとするとポケットマルシェ(ポケマル)に繋がりますよ。
季節ごとに美味しい食材を生産者さんから直接買える通販サイトです。
私もたまに真鯛を取り寄せたりしております。
今回もポケマルさんで良い鯉を・・・と思ったのですが、鯉が無い( ゚Д゚)
養鯉業者さんが居ないんですかね。
他の魚は結構出品されていたのですが、目的の鯉がないのです・・・。
この段階でちょっと不安になります。
「あ、やっぱり鯉を食べるのって一部地域の食文化なのかな」と。
でも関東だと利根川沿いの地域や茨城の霞ヶ浦なんかは割と鯉を食べる文化だったはず。
北関東だと群馬の一部地域や長野の佐久も鯉食文化が残っていた・・・。
楽天とかで探そうかな・・・。
でも一回Google先生に聞いてみても良いかな?
教えてー、Google先生ー!
「鯉 食用 取り寄せ」っと・・・。
あ、あるじゃん。
yahooショッピングに出店しているお店がありますね。
ちょうど「初めてのショッピングだと割引!」みたいなキャンペーンもやっていました。
丸のままで取り寄せても良かったのですが、鯉は捌いている時に「胆のう」を潰すと身が全部ダメになるので今回は「ワタ出し、筒切りバージョン」で注文しました。
そして・・・、届きました。
※品名が達筆すぎて鯉しか読めない・・・(*´▽`*)
今回はキャンペーン中という事もあり、送料を入れても2,138円(税込み)です。
・・・安いのか高いのか・・・?
イマイチわからんな・・・。
鯉を食用で取り寄せした事が無いので高いのか安いのか分かりませんね。
謎です。
では・・・。
オープン!
おぅ。
なんかダイナミックな入れ方されてるな。
ウロコだけは綺麗に取られていますね。
血抜きは・・・されてないんですな。
これ、このままだと生臭いかなぁ?
とりあえず色々なレシピをチェックしてみると、「下洗いしてね」というレシピと「そのまま鍋にぶち込んでヨシ!」と2パターンありますね。
・・・。
面倒だからそのままだ!
とりあえず圧力鍋に並べて・・・。
※センシティブな画像に見える・・・。
ニジマスの甘露煮で使うのとほぼ同じ合わせ調味料をイン!
※レシピは最後で紹介します。
軽く圧力なべをゆすって全体に調味料をいきわたらせます。
後は蓋をして、点火!
圧が掛かるまでは強火で加熱。
圧が掛かったら弱火にして、25分ぐらい加圧調理。
・・・。
タイマーで勝手に火が消えるまで待ちます(*’ω’*)
「ピーーーーッ!タイマーヲシュウリョウシマス」
25分経過!
自然に圧が抜けるまでしばし放置。
圧が抜けたのでパカっと蓋を開けて、さらに煮詰めていきます。
圧力鍋で煮魚を作る時って最後の煮詰めが必要なんですよ。
グツグツと煮詰めていくと、良い感じの色合いに!
これこれ!
このテリ具合が見たくて甘露煮作りたくなるんですよね。
ただ、あんまり煮詰めすぎると焦げちゃうんで「もう少しやりたいな」ぐらいでストップ。
後は蓋をまた閉めて、人肌位の温度になるまで放置。
煮物は冷めるときに味が入りますからね。これ大事!
冷めてきたら容器に取って冷蔵庫へ。
後は食べるときにレンジで温めればOKです。
あ、でも先に頭でも試食しようかな。
頭は可食部分が少ないので・・・。
うん、良いじゃない。
川魚臭さは少ないな。
でもニジマスの甘露煮とは違う独特の風味があるなぁ。
鯉の卵は美味しい!けどやっぱり腹身は独特の風味が・・・。
夕飯にいよいよ鯉を出します。
息子に「鯉食べるよー!鯉!」と伝えたらテンションマックス!
ウェーイ!!!!
レンジで軽く温めて食卓へ!
見た目最悪ですな・・・。
私はエラのすぐ後ろの部位をチョイス。
こども達と奥さんにはメインの部位?であると思われる真ん中のあたりを。
さて、味が染みた鯉はどうかな・・・。
お、背中の方の身は泥臭さはほぼない!
でも内蔵付近はやっぱり独特の風味が・・・。
泥臭いわけじゃないんですが、なんか独特の風味。
あ、これが鯉の風味かな?
私と息子、娘は「鯉美味しいね!」だったのですが、奥さんは「アタシはイマイチ・・・」だそうです。
やっぱり独特の風味がありますね。
多分、煮るときに少しショウガでも入れれば良かったかな・・・。
後はやっぱり骨が多い・・・。
鯉って筒切りで煮るので、骨の処理がしにくいんです。
多分普通に三枚卸にして骨抜きして煮れば違うんでしょうけどね。
でもそれじゃちょっと違う料理になりそうですし・・・。
後はやっぱり独特の風味がアレですね。
好き嫌い別れると思います。
ちなみに私は好きです。
多分、海の魚しか食べた事の無い人だと、「鯉の洗い」のほうが食べやすいかも・・・。
やっぱり鯉を食べる文化って地域文化として残るぐらいなのかなぁと思いましたね。
「誰が食べても凄い美味しい!」っていう感じでは無いんですよ・・・。
好きな人は好き!という味ですね。
うちの場合(4人家族)は3人が好きで1人がダメでした。
鯉、自宅調理してみたい人はネットでお取り寄せしてみては?
間違ってもその辺で釣ってきた鯉を洗いにして食べちゃダメですよ!
野鯉を食べるなら必ず加熱調理でお願いします。
・・・養殖鯉なら洗いで大丈夫ですけどね(*´▽`*)
以上!「初めて鯉を調理して食べてみた記事」でした。
・・・私は好きだな、鯉。
<おまけ>
鯉の甘露煮に使用した合わせ調味料のレシピ
・水200㏄
・お酒200㏄
・砂糖(三温糖)大さじ6杯
・みりん200cc
・濃い口醤油130cc~150㏄
鯉の量は1.2kg~1.4kgぐらいです。
☆ショウガを少しいれても良いと思います。
☆圧力鍋を使う場合のレシピです。
☆加圧時間は25分ぐらいだと骨が硬いので、倍ぐらいやっても良いかも・・・。
では!
※帰る前に下のロゴをポチっとな!
コメント