猪肉を調理した事ある人ー⁉
・・・。
うんうん。
居ないよねー!あんまり。
私も今回初めて猪肉を調理したのですが、これがまたビックリするぐらい美味しくて・・・!!!
猪、昔は「山クジラ」なんて言って山村の貴重なたんぱく源だったというのが良く分かりました。
猪を家畜化した物が豚ですが、豚肉とは違う風味で赤身肉、そして部位にもよりますが脂が少な目で食べやすい!
なかなか自宅で猪を調理する機会なんてないので、今回は記事にしてみました。
始めまーす!
イノシシ欲しい人、お肉分けるよ(*´▽`*)
ある日X(旧Twitter)のタイムラインを眺めていたらこんな投稿が。
「イノシシ肉欲しい人居ますか?」
はい、ポテポテブログの読者様でXで相互フォローしている「ねづっちさん」です。
貰えるものは病気以外全部貰う私。
当然「イノシシ欲しいです(*´▽`*)」とアクション。
今仕事をしている現場からそう遠くない場所にお住まいなので、仕事の合間にお肉を頂いて来ました。
私、初めて一般のお宅に動物のあばらが転がっているのを見ましたね。
なかなかワイルドな光景でした・・・。
そしてその日の仕事を終えて帰宅。
クーラーボックスに入れておいたイノシシのお肉をオープン!

豚肉とは全く違う肉質です。
保冷剤が効きすぎて表面が少し凍ってしまいましたが、まあ大丈夫でしょう。
何を作ろうか考えたのですが、とりあえず量もあるので煮てみる事に。
煮ておけば翌日の夕飯に使えますしね(*´▽`*)
ちなみにこのイノシシ。
千葉の館山のイノシシだそうですよ(*’ω’*)
お肉にまったく嫌な臭いはありません。
イノシシって、繁殖期のオスは結構臭いが出るらしいのですが、このお肉は皆無。
オスのイノシシなのに嫌な臭いはゼロです。
では、煮ていきます。

豚の角煮を作る要領で、ネギを使っていきましょう。

次に塊のお肉を食べやすいサイズにカットしていきます。

少し血の塊があるので、その辺りもトリミングしながら・・・。

色見は完全に牛肉ですね。
さらにカットを続けていくと、最終的にこの位の量になりました。

で、とりあえず少し焼いてみます。

良く火を通してから、塩コショウのみで味見。
・・・。
あ!これは美味しい!
イノシシ肉って無茶苦茶美味しい!

これは絶対に煮込みにしたら美味しいですよ!
ではやっていきます!
イノシシには味噌が合うので、醤油と味噌で煮ていきます。
切り分けたお肉は、豚の角煮の要領で最初に焼いていきます。
今回は柔らかく仕上げるために圧力鍋調理です。

表面を焼き固めて、煮た時に旨味が出るのを防ぎます。

表面にしっかり焼き色を付けたら圧力鍋へ。

ここに日本酒を2カップぐらい入れてあげます。


お酒だけで煮る訳でも無いので、お水を足して・・・。
次にお砂糖じゃなくてハチミツを。


ハチミツの方がジビエ調理に向いているような気がしますね(*’ω’*)
日本酒、お水、ハチミツを入れたら加熱します。
すると・・・。
アクが凄い!

豚の角煮を作る時は違うアクの出かたですね!
丁寧にアクを取っていきます。

強火で煮ていって、アクを取りきってから味を入れていきます。
醤油、味噌、みりんを入れていき味見をしながら決めていきます。
この段階では少し薄いかな?ぐらいが良いですね。
圧力鍋で加圧調理するので、最初は控えめに。
味が決まってきたら、蓋を閉めて加圧調理開始。
今回は30分加圧します。
30分経ったら、減圧して蓋をオープン!
・・・。
うん、良いね!

良い感じになっています。
蓋を取った状態で少し煮詰めます。
そして味見・・・。

・・・。
柔らかくて脂っぽくない!(゚д゚)ウマー
今回頂いた部位が「モモ」と首周りのお肉なのですが、良い感じに煮えました。
豚の角煮みたいに煮汁が脂まみれにならないんですね。
イノシシ肉美味しい!
やっぱり味噌との相性が抜群です。
少し冷ましてから別容器に移します。

完全に冷めても脂でギトギトにならないんですね、イノシシ肉。
ヘルシーですな(*’ω’*)
調理した翌日の夕飯におかずにしたのですが、大絶賛でした!
赤身のお肉がホロホロして最高に美味しかったです。
また食べたいなー、イノシシのお肉・・・。
うちの子ども達も「イノシシ美味しい(*´▽`*)」と言っていましたよ!
子どもが食べない場合はショウガを入れて煮ても良いですね。
皆さんもどこかでイノシシを手に入れたら食べてみて下さい。
多分想像する100倍ぐらい美味しいと思います。
・・・買うと高い理由に納得しました。
通販とかでも買えるので、「知り合いにイノシシ取る人は居ないぞ!」という方はネットでポチっと!

イノシシのお肉、一回食べるとハマります!
是非!
現場からは以上ですー。
ご馳走様でした!
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