初めて束釣りをやりました・・・。
そう、江戸川放水路のボートハゼで竿1本で100を超えたんです!
上手な人からすれば( ゚Д゚)ハァ?って感じでしょうけど、私みたいに「ゆる勢」にはなかなか嬉しかったですね。
あんまり嬉しかったから普段ハゼ釣りの時に色々参考にさせてもらっている「398(サクパー)」さんに「398さんのミャク釣り仕掛けで初めて100を超えました!」って報告してしまったぐらいです。
この時は5時間で129匹なので、時間で割ると1時間で25匹ちょっとですね。
これはアレですか?
時速25匹とか言っちゃうヤツですか?
いやー、エリアでもこのぐらい釣れたら面白いですね!
※多分一生無理ですが・・・。
だが、しかし・・・。
そう、だけどもだけどです。
大量に釣って氷締めしたハゼ達は捌かなくてはなりません。
※この写真、水をある程度抜いた後です。釣りをしている最中はもう少し水が入っています。
朝3時半起きして、ヘロヘロなおじさんは捌ききれるのか!?
地獄のハゼ捌き、始まります!
骨取ってね!はい、分かりました!
人生で一番魚が釣れた日。
それが2020年9月14日でした。
江戸川放水路のボートハゼで完全勝利をしたポテポテおじさん。
予定より早めの納竿で自宅へ向かいます。
途中でお昼を食べて、14:00過ぎには帰宅。
外環が繋がったので市川から帰ってくるのは凄い楽です。
最初に使った道具類を片付けて、キッチンの準備。
ジップロックに入れて持って帰ってきたハゼをボウルに移します・・・。
ボウルに山盛りのハゼ・・・。
相当な量ですね・・・。
睡眠不足も相まってクラクラしますが、誰も手伝えないので1人で処理します。
まずはヌメリ落としとある程度のウロコ処理をするために排水口ネット(未使用品ですよ、当然)にハゼと塩を入れて揉み洗い。
この排水口ネット・・・。
100円ショップで買ったので、結構弱いんですよ。
大きめのハゼがネットを突き破って飛び出ちゃいます・・・。
3回ぐらいに分けて、129匹のハゼを洗っていきます。
今回のハゼはツボ抜きして頭残し・・・っていう処理は出来ません。
ある程度大きくなってくると、中骨が結構硬くなってくるので中骨を取らないといけません。
前回釣ってきたハゼを中骨取らないで揚げたら奥さんが「骨、固い」とのこと。
今回は「骨、ちゃんと取ってね」だそうです。
・・・はい、取ります。
今回、実は捌き写真がありません・・・。
何故か!!!
数が多すぎて写真撮っている場合じゃなかったからですね。
申し訳ございません!
とりあえず、ネットで塩もみ洗いしたハゼを1匹ずつ捌いて行きます。
大きいのは出刃と同じぐらい!
まず、ネット洗いで落としきれなかったウロコを取ります。
その後頭を落として、そのままワタを抜きます。
この後、開くのに「背開き」か「腹開き」になるんですけど、背骨を抜くのにはどちらでもそんなに変わらないです。
私は背開きちょっと苦手なので、お腹側から開きます。
ツーって感じに背骨に沿って刃を入れて、背中の皮1枚残してパカッと・・・。
その後中骨を切り取ります。
後は脇腹周りをちょっとお掃除して完了。
大体1匹あたり50秒から1分ぐらいですね。
そうして作っていった「ハゼを開いた状態」がこうやってドンドン出来ていきます。
1匹1分ですよ。この時点ですでに30分以上経過してます・・・。
40匹ぐらい開いたら、ラップをして冷凍。
さらに同じことを繰り返します。
最初はチマチマとやっていたんですけど、途中からある程度コツを掴んだので徐々にスピードアップ!
・・・ま、言うても1匹1分が50秒になったぐらいですが。
開始2時間・・・
まだまだハゼは残っています。
ここでハゼ捌きはいったんやめて、夕飯準備に取り掛かりました・・・。
ハゼ、冷凍物も生もそこまで味の差は分からず!天ぷら(゚д゚)ウマー
ハゼ、夕飯前に全部やっつけたかったんですが、無理でした・・・。
もうこの時点で包丁を握り続けていた右手は人差し指がおかしいです。
冷蔵庫から解凍しておいた2週間前のハゼを出して、今日釣ったハゼとは別に天ぷらにしていきます。
これが8月31日に釣った分です。9月14日のハゼに比べて小さめ!
8月末のハゼは開かないで天ぷらに。
9月のハゼは開いて天ぷらに。
当然開いていないハゼの食べる係りは私が担当です。
いつものマヨネーズ衣でカラッと揚げます。
出来上がった物がコチラです。
もう、時間が無くてハゼのみ!
本当は野菜も一緒に揚げたかったのに・・・。
あ、そうそう。
頂いたイトウのカマもしょうゆ糀に漬けておいたので焼きました。
焼く前の写真しか無い・・・。
そして大きいハゼ2匹は何とかお刺身に!
16㎝ぐらいのハゼ、2匹でこれしか出来ません・・・。
ハゼの天ぷらとお刺身。
瞬間でなくなりましたね。
奥さん曰く。
「開いたハゼ、フワッフワッで超美味しい!」
だそうです。
良かった。ヘロヘロになりながら開いて良かった。
子ども達もパクパク食べてくれたので安心です。
そこに奥さんが会心の一言が・・・。
ハゼ、美味しいけど割に合わないね(´・ω・`)
えぇ。私もそう思いました・・・。
デカマス2本捌く方がずっと楽ですねー!
ハゼが商業ベースに載らない理由が分かる気がします。
手間が掛かり過ぎますね。
あの小さいのを開いていたらスーパーの店員さんが死にますわ。
ドMの人しか捌かない魚、それがハゼ!
その後、夕飯の片づけをしてからハゼの開きを再開・・・。
ようやっと終わったのが21:03
実に捌き始めてから3時間ぐらいでした。
この3時間というのは、純粋に捌く時間と言うよりかは「準備からお片付けまで」という感じです。
釣りに行って帰ってきて、超睡眠不足&釣りの疲労の中で捌くハゼ・・・。
自分のドMっぷりを発揮した1日ですね。
でも、いーんです。
それを乗り越える美味しさがある魚です。
ハゼ釣り、釣って楽しく食べて美味しい!
来月までは数もサイズも出ますよ。
すんごい面白いから、一回やってみて下さいね。
そして天ぷらにして食べて欲しい・・・。
(゚д゚)ウマーですよ、(゚д゚)ウマー。
・・・に、しても300匹とか釣っているハゼジャンキーの人生の先輩方はどうしているのかしら?
奥さんも捌いてくれるのかなぁ?
うちも手伝ってくれると嬉しいぞっと。
以上!
ハゼ釣りベストシーズンの記事でした!
月末もう1回行くよ!
コメント
ハゼのうまさ、確かに大きい魚とは一線を画すハゼらしいうまさですよね〜。お店で出してくれたら売れると思いますけど、確かに手間はかかりますね…てか流通してるんですかね?釣り人の特権的なやつでしょうか?管釣りに疲れたらトライしてみます!
たけのこ様
ハゼ釣りは沼ですよ・・・。
管釣りとは違った「ハマり」があります。
そしてハゼって釣らないと食べられないような気がしますね。
お店で売っている所見たこと無いです・・・。
江戸前の高級天ぷら店はどこから仕入れているんでしょうか?
店主自ら釣っているんですかねぇ?