ヤシオマスをもらって食べたことはあるけど、釣ったことは無いポテポテおじさんです。
なら山沼漁場の釣行記、なんだか身が無い話でしたね・・・。
本当は「このポイントから~~~って言う名前のスプーンを投げて、XXカウントでハンドルを・・・」とか詳しく書きたいんですけど…。
そんなに詳しく覚えていないんです!スミマセン!
ゆるい釣りをするおじさんですから・・・。
だから巻き巻き―とかで済ませちゃうんですよね。
細かい攻略を期待している皆様、大変申し訳ありません!
私自身、そんなに釣りが上手い方では無いので、そこまで考えて釣りをしているわけでは無いんですよ。
その場の天気とか水の色、風の当たり方でどうしようかな?ってな具合です。
場の空気を読んで色々やっています。
じゃあ、このブログの釣行記の利用価値は・・・?
攻略してないような・・・。
そんなに上手くないポテポテおじさんでも釣れるんだから、俺も釣れるだろ!って安心するためですね・・・。
で、今回のお話は多めに持って帰ってきた管釣りの魚の保存方法です。
もっとも30匹とか40匹とかは持って帰ってきませんよ。
あくまでレギュレーションの範囲内です。
あ、なら山沼漁場は持ち帰り無制限だった・・・。
始めます!
レギュラーサイズのニジマス、どのぐらい持って帰りますか?
なら山沼漁場の良い所の1つに「魚の持ち帰り無制限」があります。
これ、実は物凄いことなんですよ。
だって、ヤシオマス1本って卸で2,000円(税別)ぐらいなんですよ。
※サイズによって若干金額の差はありますが。
つまり、1人2本以上ヤシオを持って行かれたら赤字という事ですね。
だから通常の管釣りは「50㎝以上の魚はおひとり様1本まで」と言う所が大半です。
それなのに、なら山沼漁場は持ち帰り無制限!
ふとっぱらと言うかなんというか・・・。
算数出来ないんですかね?
※赤字にならない程度の放流量なんだと思います・・・。
でも、まあ普通の人が自宅に持って帰って捌ける量なんかはやっぱり限界がありますよね。
私の場合はどんなに持ち帰ってもレギュラーサイズで16匹~18匹ぐらいです。
それ以上になると絶対に無理!
あのド疲労の中で魚を捌くなんて無理です!
拷問に近いです。
だって、私が釣りに行く日って、23:30就寝→3:20起床とかですよ。
20代の頃ならともかく、40近くなった今は・・・。
死を近くに感じますよ・・・。
お風呂で寝ることもしばしば・・・。
え?
持ち帰り多くても大丈夫?
あ、分かります。
現場でワタヌキだけして、持って帰ってきてそのまま冷凍なら大丈夫ですね。
私は違うんですよ・・・。
冷凍後→解凍後の調理が楽なように全部処理するので面倒なのです・・・。
では、どこまでやるかをご説明しましょう!
釣り場の捌き場でこのことを隣で捌いている人に説明すると大体「そんな面倒な・・・!」って言われますがね。
さあ、持ち帰るように処理しますよー。血抜き、冷却、ワタヌキだー!
今回、うっひょー、釣れるー!とかなんとか調子に乗ってキープしていたら結構な量になってしまいました・・・。
いつぞやのキングダム頂鱒大量持ち帰り以来の量です・・・。
絞めるのも一苦労でした。
ここ、なら山沼漁場の捌き場の流しは「浅いタイプ」
この浅いタイプの流しは中々使いにくいんです。
※使いまわし写真・・・。
なぜか!?
魚をバーッっと入れると逃げるんですよ!ビーチビチビチビチ!!!って。
そのため、ここで大量に魚を捌く場合は、フラシをタライに漬けておいて1匹ずつ出した方が良いですね。
そうしないと流し中に魚が溢れかえって、隣で捌いている人に大迷惑を掛ける事になります。
※事実、結構な迷惑を掛けてしまいました、申し訳ないです。
ちなみにココでやっておくのは・・・。
・脊椎絞め⇒氷水タライに入れて血抜き&冷却⇒ウロコ落とし⇒ワタヌキ&血合い掃除
までです。
この量をやると大体1時間くらい掛かります。
そのため、タックル類は全部お片づけをしてから開始します。
・・・管釣りの流しで血染めのタライを見たら、それはポテポテおじさんのです。
そうして一通り下処理を終えたらこうして袋に入れて・・・。
さらにこの後もう1枚袋に入れてきます。
後は氷の下に入れて帰ってきます。
※冷気は下るので・・・。
保冷の温度なのですが、冷やしすぎてもダメなんですよ。
これ、結構な方が勘違いしているんですけど、冷やしすぎてもダメです。
それこそ5℃~10℃ぐらいで十分なんです。
なので極端に冷える保冷材は良くないです。
かならず氷で冷やしましょう。
それと、絞めたら氷水に浸けて魚体を冷やしてくださいね。
※川場キングダムから使いまわし!!
帰ってきてクーラーボックスを開けて、魚に触って「冷たい!」ってなっているのが理想です。
氷との直接的な接触は避けましょう。
かならず魚はビニール袋に。
そのほうがクーラーに臭いもつきませんからね。
後片付けも楽になりますよ。
帰って来てからが本番です。全部3枚卸にしてわき腹の骨はすき落とします。
そして帰宅・・・。
ここからが本当の地獄です。
今回の持ち帰りは全部で17匹。
4人で食べて4回分の夕飯のおかずです。
この魚全部を3枚卸にして、わき腹の骨をすいていきます。
その後1匹ずつラップに巻いて、ジップロックに入れて冷凍。
1匹卸して、わき腹の骨をすいてちょっとスキミングして大体5分ぐらいです。
5×17=85分・・・。
85分だと・・・?
1時間30分ぐらいですな・・・。
しかも捌く前の準備や捌いた後のお片付け等もあるので、実際は2時間ぐらいかかります。
ね、地獄でしょ。
疲れているのにさらに魚捌き―・・・。
この日は割と走行距離が短かったのでまだ楽でしたが・・・。
これが308clubとかだともう大変!
自宅から往復で300kmありますからね・・・。
300kmを「走らないアルトラパン」で往復してからの捌き地獄!!
NAの軽(しかも4AT)で走るととにかく疲れるんですよ・・・。
早くブログが儲かって車買い替えたい・・・。
※CX-8のディーゼルAWDが希望です・・・。
・・・話がそれました。
全部捌ききるとこうなります。
この状態までにしてから冷凍することのメリット・・・。
・丸のままより解凍が早い
・解凍後の料理が楽
ですね。
特に私の家はレギュラーサイズは唐揚げか天ぷらにしちゃうので、この状態まで下処理しておけば調理が凄く楽なんです。
いつも使う「しょうゆ糀」に浸けるときは、これをさらに一口大に切ります。
ちなみにお刺身用は「皮引き、骨抜き」をしてから冷凍です。
※これは2019年にもらったヤシオマス・・・。
やっぱり最後は唐揚げか天ぷらが美味しい・・・!好みですけどね。
そしてレギュラーサイズのニジマスを美味しく食べる方法は・・・、やっぱり揚げ物でしょうか?
なら山沼漁場のレギュラーニジマス唐揚げ!
基本、白身魚って揚げ物が美味しいと思うんですよ。
身自体に脂がないから、揚げ物で脂を足すという感じでしょうかね?
塩焼きとかムニエルで食べるよりかは絶対に美味しいですけどね、揚げ物。
太りますけど・・・。
美味しく食べられるように養殖しているので、是非レギュラーサイズでも美味しく食べましょう!
しょうゆ糀漬けにして揚げれば絶対に美味しいですから!
揚げ油の温度は170℃がお勧めです!揚げ過ぎるとパサパサするのでちょっと早いかなぐらいで大丈夫!
揚げ物にするときは細かい骨は抜かなくてもOKなので、3枚卸だけすれば比較的簡単です!
※3枚卸は練習すれば出来るようになります!
揚げ過ぎないように気をつけて、やってみくださいねー!
コメント
多すぎるニジマス!
揚げても小骨が気にならないくらいなら良いのですが…。うちの油が少なすぎるんですよ。
グリーン様
揚げ物はやっぱり結構な量の油を使わないと美味しく無いですよね。
唐揚げにしろ、天ぷらにしろ、中に入れた食材が泳ぐぐらいの量の油を使わないと上手に揚げられないですね・・・。
あ、でもあえての「揚げ焼き」もありますよ。
揚げ焼きならフライパンでも5㎜ぐらい油引けば綺麗に出来ます!
小骨は・・・うーん。
今度家に来て試食してください。
多分気にならないハズ・・・。
ポテポテさん、こんにちは。
血抜きのタライは持参ですか??
揚げ物おいしいですよね。翌日のお弁当のおかずにも持っていきます^^
まーさん様
お!コメントありがとうございます。
いつもブログに出てくるタライは持参です。
あれ、ホームセンターで普通に売っている物で、バケツより使いやすいのです。
ちゃんと血抜きと冷水浴が出来るので、青森の海峡サーモンぐらいの鮮度にはなっているはずです。
魚の保冷って難しいんですよねぇ。
本当は最後にロックアイスで囲んで持って帰ってこられるのがベストなんですけど、管釣りでそこまで氷準備するのも大変なので・・・。
※魚自体は直に氷に触れないようにビニールで巻いちゃいます。
船釣りとかだと船宿さんが氷くれるところが多いので問題ないんですけどね。
食材としてどれだけキチンと扱えるかが私の中の課題ですね。