最近は釣りに行くより「美味しい魚を自分で捌く」のが楽しいポテポテです。
前回もサクラマスに約9,000円(税込み)掛けてしまいました。
ポケマルでお取り寄せ!
・・・完全に方向性を見失ってますね。
※毎回このサイズを釣るのは難しいけど、お取り寄せなら簡単!
いや、まぁ。
釣りに行くのは楽しいですよ。
でも釣りに行くと凄くお金が掛かる・・・。
群馬とか栃木の管釣りに行くと、大体1日で込々1万円は無くなります。
しかも、それだけの金額を掛けてもリターンが少ない時もある・・・。
分かってますよ、リターンとか言い出したら終わりだって。
しかしですな。
魚を捌くのはなんか楽しいんですよ。
やればやるほど上手になるので、段々面白くなってくる。
今年(2020年)に入って、ようやくウマヅラハギなんかも綺麗に捌けるようになってきました。
これが・・・
こうなって・・・
こうなる。
結構行けるな・・・。
ヒラメなんかを綺麗に卸せるようになったら中々ですな。
魚を卸す話は・・・、ハッキリ言って世にあふれてるYouTubeの動画でも見たほうが分かりやすいです。
なので今回は「魚を卸してみたいけど、包丁どのぐらいの買えば良いの!?」というお話です。
始めまーす。
出刃包丁、最初の1本はホームセンターで買える普通のでOK
私が普段使っている出刃包丁。
良くブログの写真にも出てきますね。
これ、全然普通の出刃包丁です。
1本何万円もするようなお高い物ではありません。
割とどこでも売っている「関孫六」の鋼の出刃包丁です。
実売価格で5,000円(税込)ぐらいです。
ただし、この位のレベルの包丁だと「パッケージから出してそのまま使う」がちょっとキツイです。
・・・どういう意味か・・・。
メーカーの刃付けだと切れないんです・・・。
※最初ビックリしました。あまりに切れないので。
なので基本的には初回から研ぎが必須になります。
えぇ?そんな面倒なのヤダー!って方は・・・。
お高い包丁を買ってください。
※刃物は値段です・・・。
私みたいな貧乏な人間が良く切れる包丁を手にするには、多少の努力がいるんです。
セレブな方はこういうレベルの包丁を買えば最初からスパスパ行けますよ。
ちなみに高い包丁も絶対に研ぎ直しは必要になるので、砥石は必須です。
予算があるなら、やっぱり1万円~ぐらいの包丁の方が良いと思います。
高い包丁と安い包丁、何が違うの?と思う方結構居ると思うんです。
あれ、「刃の持ち」が違うんです。
高い包丁は出荷段階からかなりのレベルで刃付けがされています。
しかも、その高いレベルの刃が長持ちします。
安い包丁(5,000円以下)は刃付けがイマイチ・・・。
※まるっきり切れないわけでは無いですよ。
研ぎ直しをしても刃の持ちがイマイチ・・・。
だから安いんです。
でも、ちゃんと研いであげれば絶対に切れるようになります!
※刃持ちの具合は変わらないですよ。
じゃあ、「包丁が切れる」というのはどういうことか?
次の章で説明しますね。
包丁が切れるというのはこういうレベル!ここまで行かないとダメですよ。
では、「包丁が切れる」というのはどういうレベルなのか。
結構簡単に調べられるんですけど、知らない人が多いです。
良く言われるのが「爪に刃を当てて滑らない」とかですね。
・・・そんなこと言われてもって思いません?
滑るとか滑らないとかって分からないですよね。
はい?どういうこと?
他には「完熟トマトが潰れないで切れる」とか・・・。
包丁の研ぎ味を見るのに毎回トマト切れませんよ、もったいない。
そんなことをしなくても簡単に刃の切れ味を確認できる方法があるんですよ。
それは・・・。
ティッシュです。
ご自宅にある普通のティッシュ。
これを写真のように軽ーく巻いて下さい。
この巻いたティッシュに包丁を軽く当てて引いて下さい。
その時に、この写真のように「スパっ」とティッシュが切れれば合格ラインです。
断面が綺麗に切れないとダメですよ。
この切れ味まで持って行ければ、どんな魚でもお肉でも切れます。
ちなみにナイフでもこのレベルまで仕上げないと話にならないです。
ちょっと、お家のある包丁で試してみて下さい。
このレベルで切れるよー!って方。
ちゃんと研いでいますね。
ちなみに私の自宅にある包丁は全てこのレベルの切れ味になっています。
出刃、柳葉、牛刀、セラミックの牛刀、ペティナイフとあるんですが、全ての包丁がこのレベルです。
※牛刀は三徳包丁の代わりです。牛刀の方が使いやすいんです。
えぇーー?こんなに切れないよー!と言う方・・・。
普通です。
普通に研いだりしないで使っている家はここまで切れません。
簡易シャープナーとかで研いでいるお家は、ここまでの切れ味までは持って行けません。
ティッシュ、スパッ!っていう切れ味に持って行くにはやはり砥石かランスキーシャープナー必須なんですよ。
あ、ランスキーシャープナーって言うのは、「誰でも簡単に研げる砥石のセット」です。
基本的にはナイフ用の砥石なのですが、家庭用の包丁も凄い良い切れ味にしてくれます。
そのうち記事にしますね。ランスキーシャープナー。
あ、注意事項です!
ランスキーシャープナーだと出刃はダメです。
細かい説明は省きますが、出刃包丁はダメなんです。
ランスキーシャープナーって、ステーで刃物を固定して砥石を動かすんですけど、出刃だと砥石が刃に当たらないんですよ。
なので、出刃包丁を研ぐ目的だとランスキーは不可です。
普通の両刃包丁の三徳包丁とか、ペティナイフ、両刃の牛刀、ナイフなんかは凄い切れ味に研げます。
出刃包丁は昔ながらの「水研ぎ砥石」じゃないとダメですね。
一般的な出刃包丁は片刃なので、研ぐのはそんなに難しくありません。
この機会に砥石と包丁とセットで購入してみてはいかがでしょうか?
それともう一つ。
包丁研ぎは練習しないと「逆に切れなく」なります。
最初は研げる人に教えてもらうと良いですよ。
ちょっとおっかないなー、ダメにしそうだなぁという人は・・・。
Google先生に聞いて下さい。
大体、近所に包丁研ぎをやってくれるホームセンターとか金物屋さんとかありますよ。
鋼の包丁とステンレスの包丁、どっちがお勧め?
これも難しいんですよね。
キチンと手入れが出来る人なら「鋼」だと思います。
研ぎやすいし、刃付けもしやすい。
研ぎやすいという事は、切れる状態に戻しやすいという事です。
ただ、鋼の包丁って弱点があって・・・。
錆びやすいです。
ステンレスの包丁しか使ったこと無い人だと、あっというまに錆びさせます。
初期の錆びなら「錆び取り消しゴム」とかで取れますけど、中まで錆が来ると厄介ですね。
そういうのが面倒な人はステンレス包丁でも良いと思います。
ただ、ステンレスの出刃って硬くて研ぎにくいです。
私、今の出刃包丁にする前は同じ「関孫六」のステンレス出刃を使っていたんですけど・・・。
硬くて研ぐのが面倒でした。
中腰で研ぐから腰が痛くなる・・・。
なので研ぎ直しが苦にならない人は鋼をお勧めしますよ。
※鋼でも物凄い硬いのはあります。
包丁は結構「値段=切れ味」になりがちですが、自分で研げるならある程度安い物でも大丈夫です。
ただ、あんまり安すぎるのはダメですよ。
研ぎ直ししているうちに刃の部分をすぐに削れちゃって切れなくなりますからね。
やっぱり最低限5,000円ぐらいの包丁がお勧めです。
※出刃の場合。
そして手に入れたらティッシュテスト!
ポテポテおじさんとの約束だよ!
・・・こういう高いの1回欲しいな。
コメント
ポテポテ様
包丁研ぎ…相変わらずのまめさですね。
ブログも頻繁に更新されてますし、素晴らしいと言うよりも心配しちゃいます。
ちゃんと寝てますか?w
包丁は値段と比例しますね。
鋼でも本焼きや霞があり、おっしゃる通り刃の持ちが全然違います。
私は独身時代にローン組みまくって包丁買いましたが20年以上使っても変わらない切れ味です。
男の子って刃物好きですよねw
りくパパ様
良い包丁が欲しいですね・・・。
ステンレス出刃でも良いんですけど、やっぱり研ぎにくいんです。
本焼きの鋼とか憧れますー!
青紙の鋼とか夢です。
鋼の包丁ってステンレスの包丁と違って温かみがあるのは気のせい・・・?
金属って材質によって温かいとか冷たいとかある気がします。
・・・あれ?寝てないから?
いやいや、元気ですよー。
ハイ!元気です。